20代OLが旅に魅了される三つの理由

この記事は、20代OLの私がどうして貴重な休みやお金をことごとく旅へ当てているのか、どうして旅について発信をしているのかについて考えてみたnoteです。
旅に出る理由は人それぞれで、正解不正解はありません。これも一意見として、また新たに旅の魅力を感じてもらえたらと思います。

私は旅が大好きです！

こんにちは。むらゆです。
私は旅が大好きです！今年は新型コロナウイルスの影響で例外ですが、普段は国内・海外でそれぞれ年に3回ずつくらいは旅行に行っています。

 メディアライターをしていますが、本職は旅行関連の仕事ではないので全てプライベートでの旅行です。学生時代は普通に学校に通っていましたし、社会人になってからも休まず常勤で働いているので、休みがいただけるところを狙って時間とお金をやりくりし、大好きな旅行にあてる、といった感じです。

友人や家族との旅、一人旅、短期留学でのホームステイ、いろいろな旅に出ましたが、中でもいままで足を踏み入れたことのない国や地域に行くことが大好き！

旅に出る理由、考えたことありますか？

そんな旅の魅力をたくさんの人に伝えたい！とInstagramで発信をしていますが、そもそもなんで旅してるのー？って聞かれることって意外とない。旅って特にマニアックでもないし、なんとなーく行く理由って想像つきますよね。

なので今まであまり自分の中でもはっきりと言語化してこなかったのですが、旅を発信する身として、今回は「旅に出る理由」についてじっくりと考えてみました。
その中で、「これだな！」とばちっと心にはまる理由が三つ。

ひとつめは、とにかくエキサイティング！ってこと

あれは初めてベトナムに行った時。
空港の一歩外に出た瞬間、むわっと湿った蒸し暑い空気の洗礼が。行き交うバイクたちに、響き渡るクラクション。甘いような、香ばしいような不思議でエキセントリックな香り。普段生活している日本での日常では決して味わえないような感覚。

ああ、ここから、また初めての旅が始まるんだと思うと、本当にどきどきして、わくわくして、興奮が止まらなくなる。飛行機旅の疲れもあいまって、いつも頭がくらくらしています。
この感覚が好きで、やめられません。ある種の中毒です。 

ふたつめは、私の中の「当たり前レッテル」を剥がしにいくこと

モンゴルの草原で遊牧民体験をした時のこと。日が落ちて、空を見上げると無数に輝く星々に私はひたすら大興奮。でも、ツアーガイドの17歳の女の子は、不思議そうに私を見つめて、「ただの星だよ、どうしてそんなに喜ぶの？」と一言放ちました…。

モンゴルの草原では、毎晩夜空に光り輝く星々も、17歳の女の子が母国語以外の言葉で立派にガイドの仕事を勤めあげるのも、自分の馬で学校へ通うことも、全てが当たり前。
旅に出るたび、毎度毎度、良い意味で自分の当たり前が裏切られます。

こうして、様々な場所での当たり前に出会うことで、私が普段生きる世界で感じている窮屈な「当たり前レッテル」を、丁寧に剥がしてあげる。私の当たり前が、当たり前じゃなくなる。そうすると、すーっと楽になったり、新しいことを思いついたり、自分と違う考えを持つ人にも優しくなれたり…。

これが、普段と違う環境に身を置くことで得られる、私がとっても大切にしている感覚で、私が旅に惹かれ続ける大きな理由のひとつです。

そして、旅で得られる成功体験は、何物にも変えがたいってこと

旅って、初めてのことだらけ。
旅慣れてると言われる私も、初めてのことしかありません。
行ったことがない土地、乗ったことがない乗り物、意味の理解できない言語、得体の知れない食べ物…。
初めてのことに、刺激を受ける。そして、初めての場所で、初めてのことを体験して、成功する。ひとつ成功すると、もっともっと成功したくなる。

成功って言っても、ほんの小さなことで良いんです。カフェの店員さんと目を合わせて、コーヒーを注文する。異国語を話す少年と、笑顔を交わす。地図を見ながら、ずっと憧れていた世界遺産へたどり着く。

そんな、日常では何気なくやっていることが、旅に出ると非日常になり、それが小さな成功として、小さな勇気をもたらしてくれます。
旅先での小さな勇気は、日常の中の私を少しだけたくましくしてくれるんです。

だから私は旅に出る

皆さんが旅に出る理由はなんですか？
私にとって、旅は娯楽であり、自分を見つめ直すツールであり、人生に彩りを与えてくれる存在でもあります。

世界で起きている紛争や貧困、環境破壊などの数えきれないほどの社会問題や、世界中での新型コロナウイルス感染拡大など、旅を妨げる要因は数多くあります。
日本国籍で生まれ、こうして旅を楽しめる幸せに感謝して、私はこれからも旅に出ます。