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八百屋を始めた2年前、、、

もうすぐ八百屋を始めて2年が経とうとしているけど、始めた当初がどんな感じだったかを書いてみようと思う。当初、自作のドレッシングを売り歩いていた時期で、手作りのドレッシングを生産者直売所や、スーパーに営業して、置いてもらった先では試食販売をするといったことを始めて一年が経つと言う時期で、試食販売をすればそこそこ売れるし、取り扱ってくれるお店も少しはあった、ただ利幅が少なくてこれで生活するには相当な数売れないと難しいぞ、と限界めいたものを感じ始めていた。たまに、「自分でお店を出せば?」なんて言われることもあったが聞き入れず、普通の考えと同じで、お店を構えると固定費もかかるし、卸売の方が負担も少ないでしょ。と一般的な考えだった。考えが変わったのは自分が住んでいる宮崎市の隣町である綾町の生産者直売所に行った時だった。その前からドレッシングを販売してるのだから将来的には野菜が置いてあって、ドレッシングが並んでて、二階ではそのドレッシングを使ったサラダが食べれるパスタ屋さんがあって、なんて理想は描いていたが、ドレッシングで儲かってから!くらいの現実味のない夢をみているくらいの状況だった。が、活気のあるその直売所はお客さんも多くなにしろ並んでる野菜をみた時に衝撃を受けたのを今でも覚えている。野菜が輝いていたのである。町の条例で有機栽培を行っている綾町には無農薬栽培、特別栽培を行っている農家さんが集まっていて、完全無農薬、減農薬の表示が野菜に表示されているのである。移住して農業を始める若い農家さんや、ベテランの綾町出身の農家さんなど農業の町なのである。この直売所に来てみて考えが一変することになる。宮崎市内から40分程度の距離にある綾町は週末ドライブがてらに来て買い物をする。そんな行楽も含めた距離感なのである。この野菜を常に食卓に並べることが出来たら最高だろうなと考え始めたのである。

p.s写真は八百屋を始めることになる物件の入居時の状況

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