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『踊る日々紡ぐ日々』08.10 GUEST 河内大和、田中象雨、原口香英

共演者一人ひとりと舞台の上で寄り添い、互いの世界を泳ぐことができたとき、そこで生まれた “今日だけ” の表現は、自分の想像を軽々と超えてくる。
ひとりでは見えなかった景色が広がり、知らなかった自分に出会う。
そんな“未知との遭遇”は、出演者だけでなく、共にステージを作り上げる全ての人、そして、観にきてくださる方一人ひとりとも、きっと、起こっていく。舞台作品であり、ライブであり、実験であり、インスタレーションでもある“今日”×5日のステージ。さぁ、どんな新しい感覚に出会えるだろう。

河内大和さん

表現に対してストイック。それでいてチャーミングな一面があって。自分の弱さを知っている人。それを隠さない強さがある人。そんな印象です。シェイクスピア劇団カクシンハンでの活動、また様々な舞台に出演を続けている河内さんとは、数年に一回交わることがあります。前回は2018年2月に安部公房12時間耐久朗読会を共に行いました。ぶっ飛んでる企画でしたがあの達成感はたまらないものがありましたw

今回のこの企画もこの人がいたから始まったと言っても過言ではないのです。また今年、共に交われることは嬉しくもあり闘いでもあります。

カクシンハンのシェイクスピア公演も7月にあります。カクシンハンという劇団もきっとこれからシェイクスピアというものを知っているようで知らない(僕のような人達)人達にどんどんシェイクスピアの面白さに気づかせていくであろう素晴らしい劇団です。良かったら是非見てみてください。今度の公演詳細はこちら

田中象雨さん

書道家である田中象雨さんで古典的な書道と前衛的な両極の活動を続けているアーティストです。共演させてもらった時の印象は、本番に迸るエネルギーが半端ない。多分普段とのギャップが凄いあるからなのかもしれませんが、一筆一筆への表現が凄く繊細な大胆さのあるものなんです。

いつの間にか引き込まれていて、文字が生まれていく経過を体感している時間がとても心地よいのです。今回もとにかく書いてもらおうと思っています。ライブ書道(この言い方で良いのかわかりませんが…)は、見たことない方も多いと思いますが楽しみにしていてください。

原口香英さん

彼との出会いは、10年ほど前に恵比寿のとあるBARでのセッションでした。「初めまして〜」でそのままセッション。若かっただけにかなりがむしゃらなセッションだったのを覚えています。それから幾つものセッションを繰り返してきました。途中、四国の山奥に暮らすといって半年くらい山に籠もり音楽活動をしていた時期がありました。なんてストイック?な奴なんだw!と思いましたが、帰ってきた時の彼の音色は大自然のエネルギーを放出するかのような演奏で、感動しました。スリットドラムという楽器をメインに様々な楽器を今回も演奏してくれることでしょう。


河内大和さんが語る言葉と田中象雨さんの書(文字)が混ざり合って、ぶつかり合い、さらに僕のタップと原口香英さんの打楽器のリズムが躍動を始めた時、言葉の意味を超えて感じる”何か”が生まれる気がしています。

8月10日(金) 20:00開演(公演時間約70分予定)

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『踊る日々紡ぐ日々』特設HP

タップダンスをより多くの方に知っていただくための活動資金(様々な土地でのライブ・ワークショップの経費)にさせていただきます。よろしくお願いいたします。