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中学生にわかるくらいな感じで話してよ!【クレームと対策】

吉田(以下、よ) 今回は「いい家の話の続きを」ってことだけど、なんか難しいんだよね。説明が。できるだけ正確に話そうとしてるのはわかるけど、お前が思う「わかりやすい説明」と、おれにとっての「わかりやすい説明」にギャップがあるんだよ。

村田(以下、む) これでもわかりやすく説明してるつもりなんだけどなぁ。むしろ、ざっくりし過ぎかと思うこともあるくらいだよ。

よ) 「サルでもわかる」ってのは大げさとしても、よく「中学生にわかるような話し方や文章を目指せ」っていうじゃん。専門家の話はわかりにくいんだよ。

む) 全ての専門家がそういうわけじゃないけど、「正確に伝えよう」と思うあまり、情報量が多すぎたりもするんだろうね。

よ) おまけに専門用語なのか、商品名なのか、業界用語なのかポンポン使うけど、そんなのこっちは知らないっつうの。
そっちは毎日仕事でそのこと考えて、日常会話でも普通に登場するんだろうけど、こっちはそういう単語が登場するたびに「?」が積み重なって、そのうち説明の流れについていけなくなるんだよ。一応、気を遣ってわかったふりしてるけど。

む) ざっくりした説明だと正確に伝わらないんじゃないかっていう不安からどうしても詳しく説明したくなるんだよなぁ。

よ) 今どき「難しく説明することで頭よく見せたい」なんて思ってる人はいないだろうからね。でも頭いいなぁっていう人ほど、難しいことをわかりやすく説明してくれるもんだよ。

む) どうしたらいいと思う?

よ) まずは結論を先にいう。専門的な話に限らず「結局、何を言いたいの?」がわからないまま、延々と話し続ける人いるけど、あーゆーのって、床が開くボタン押して地下に落としたくなるね。

む) せめて早送りのボタンにしてよ。でもまぁ小説や映画じゃないから、起承転結の展開ででも聞きたいなんていうのは、聞く側がそこまで望んでるときくらいだね。

よ) 「専門用語を使わない」はさっき言ったとおりで、あとは、一回に話すことは一つの内容で。ついでに複数のことを盛り込まない。一つの文章はできるだけ短く。

む) 少し足りないくらいにして、相手の反応を見たり、質問を聞いた方がいいんだろうね。

よ) そうそう、たいして興味ないことの説明より、こっちの質問への回答の方が集中して聞くから。

む) で、まだわかってもらえてないと思ったら、言い方を変えてでも繰り返した方がいいんだろうな。

よ) こっちも一回で理解できないこともあるから、言い回しを変えたり、たとえ話を入れながら繰り返してくれるとありがたいよ。

む) たとえ話もセンスとバリエーションが求められるよなぁ。

よ) そこなんだよ!たとえ話はハマると効果的だけど、誰にでも同じたとえ話が効くとは限らないからね。
自信満々でたとえ話を投入したとき、それがハマらないときはこっちの方が気を遣うよ。自信満々の部分だけはしっかり伝わってくるだけに。

む) そこまで言われると、なんか話すの怖くなるなぁ。まぁでも、今度はこのあたり意識して説明するよ。

よ) おー、期待してる。

む) なんか上から目線な感じ。。

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