お昼休憩に、スーツの味噌汁漬けを頂きました


#たすけてくれてありがとう


あんまり人気がないハッシュタグがあったので、救出も込めてチャレンジングしてみようと思いました。というのは、建前で、参加者少ないなら採用確率上がると思って(邪推)


スーツに味噌汁こぼしたんですよ。ドゥワァ〜〜〜〜って。最初何が怒ってんのかわかんなかったです。

無印良品のカフェのことなんですけど、隣の人がチラッチラ見てきて。なんだろな〜僕のこと気になるんかな〜なんて思ってたらですよ。下半身に幼少の頃のあの温かみが。布団を汚したあの温かみがジンワリ顔を出してきました。

ここでちゃんと気づけました。僕もいい大人です。うわ〜漏らしちゃったか〜とはならんですよ。何冷静に分析してんねん。


お気に入りのスーツが塩分で死んだことは、今思い出しても映画一本分泣けます。事件当日は2本分泣きました。

お漏らしではなくお味噌汁であることに気づいた僕は、お店に迷惑かけるわけにはいかないので急いで拭く物をもらいにいきました。あの店員さん、笑顔で対応してくれたけど私の無印良品になんてことしてくれんねんくらい思ってただろうな。みんな無印好きで店員になってるだろうし。

ちなみに僕の夢の一つを発表する時間ですが、無印の店員、もっと言えば良品計画の社員になることなんですが、これでまた遠退きました。良品関係者がこのnoteまでたどり着かないことを祈ります。


汁こぼして、一人で吹いてる時ほど、虚しく、心細いことってありますか。周りが美味しそうにご飯食べてるのに、一人掃除をしてるんですよ。雰囲気ぶち壊し、申し訳なさと後悔が波のように押し寄せます。スーツ濡れてるし。スーツ濡れてるしね。


したらね、涙1.5本分くらい流し終えたところで、隣に座ってたお姉さんが「よかったら使ってください」ってティッシュくれたんです。こぼしたって気付いてない時に邪な気持ちで見てしまった隣の人です。

正直、拭く物は死ぬほどありました。店員にもらいに行きましたから。でもね〜〜〜〜気持ちが嬉しかった。汁かかってないですよって言ってくれたけど、かかってたかもしれない。それくらい大胆にこぼしてます。それなのに、笑顔で声かけてくれた。その気持ちが、僕の邪な心を浄化させて行きました。


僕が助けられたのは、拭くことに対するフォローではなく、孤独に苦しんでた気持ちでした。一番近い人が、味方になってくれたこと。これは何よりも嬉しいし、そのあとご飯を食べ続けられた要因でした。


汁系って、めちゃくちゃ掃除しづらい。だから孤独な時間がすんげ〜〜長い。そんな気持ちを救うのは、たった一つのポケットティッシュなんだって。パチンコ屋が配ってるあのセンスない広告が、人を救うことがあるんだって。改めて勉強させてもらいました。

この日以来、ウェットティッシュを死ぬほど持ち歩いてます。これから何かをこぼす予定の人、僕の近くでやるといいですよ。さいなら。

お金ありません