映画「地獄のモーテル」ブルーレイレビュー「本作品はちょっぴりホラー要素の入ったラブコメ映画です!」

「ハロー」モーテルを兄妹で営む兄ビンセントと妹アイダの自慢は自家製ベーコンで製造方法は秘中の秘。
自家製ベーコン製造の過程で気まぐれに命を助けた
若い娘のテリーがビンセントに入れ上げ猛アタックして来る。
ビンセントが「そういう事は結婚してからじゃないと」と
テリーの猛攻をかわすと
テリーは「今のひょっとしてプロポーズ?」と更に押して来る。
テリーの猛攻に押し負けたビンセントは彼女との結婚を決意するのであった…。

この映画で「ホラー要素」は「自家製ベーコンの製造過程」だけで,
後はラブコメとして展開する作品なのです。
僕は「年の差カップル」が大好物で,弓月光先生の「ボクの初体験」を読んで,
人浦博士と春奈の年の差カップルに心をときめかせたクチなので,
本作のラブコメ展開に心がときめかない訳がないのです。

ラブコメにはお邪魔虫が付きもので本作品に於いてはビンセントの弟・ブルースがその役割を担い,テリーに横恋慕したブルースがビンセントとチェーンソーでチャンバラの大立ち回りを演じる一幕もあります。

本ブルーレイには日本語吹替が搭載されていて,妹アイダの声の出演は高橋和枝さん。カツオでありタナー先生ですね。ブルースの声の出演は曽我部和恭さん。イケボですね。

本作品との出会いは大学に進学して
東京・池袋に下宿してた頃に深夜放送で吹替で観たのが最初。
吹替で観ると懐かしさもひとしおです。

本作はオチも素晴らしいんです。
なんで本作のタイトルが「地獄のモーテル」なのかの種明かしになってて，
あんまりこの「種明かし」が素晴らしいので,
映画「キャットウーマン」に引用されてる位です。