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解題「君がこの手紙を読んでいるということは」NEMURENU第51回

NEMURENU第51回のテーマは「君がこの手紙を読んでいるということは」
でした。
今回も力作怪作秀作が集まりましたよ!
NEMURENUは「決められたテーマ」でnote.comの記事を集めてみる文系エンターテイメントです。


目次


01コラム「一週間後の自分に手紙を書いてみた」ラムネアプリ
02小説「こんなところにいるから悪いんだよな」千本松由季
03小説「山羊が山羊に宛てた手紙」vantile
04小説「燃える手で」朝見水葉
05漫画「少し遅めのサプライズ」ほそみん
06小説「軀と歌だけの関係」武川弦緒
07小説「宙へ放つ手紙」としべえ
08小説「拝啓」孤月
09小説「君がこの手紙を読んでいるということは」ひゅうが
10小説「首と僕」闇夜のカラス
11小説「世界で最も関心を集めた手紙」くにん
12小説「あの夜シュウの声」海亀湾館長
13イラスト「君がこの手紙を読んでいるということは」
13小説「素敵な日曜日」


解題

01コラム「一週間後の自分に手紙を書いてみた」ラムネアプリ


現代人は得てして疲れておりますので、すべからく癒される必要があります。
しかし、癒される、という事は他者を要しますのでこれは癒してくれる他者がいなければ難しい。癒してくれる他者の無い時には自分で御身を癒す必要がございます。
ラムネアプリさんはそんな方法を発信し続けるスマホアプリ様ですが、今回ラムネアプリ様の数ある癒しの中からご紹介させて頂きますのは「一週間後の自分に宛てた手紙」。
タイムカプセルで二十年後の自分に宛てた手紙は風化著しく赤面せずにはおれません。つい顔を背けたくなる黒歴史ですが、一週間前の自分であれば、これはほぼ私。
私と私で話も噛み合うというものです。
しかし、タッタ一週間。されど一週間。無慈悲な時の流れが私と私を分断しているかもしれません。
一週間前の私は不幸であるのか、幸福であったのか。歴史は一夜にして変わるものです。
そんな革命をタッタ一週間前の私は知らない。呑気に手紙なんて書いていやがるじゃありませんか。
元気ですかと綴られたその文字面の脳天気なこと!

素晴らしく楽しい企画です。
自分から来た手紙だとしても手紙を貰うのは嬉しいものです。

よし、私も書こう。
もしもし未来の私ですか?一週間でお変わりないですか?
どうか一週間後の私が取り立てて大きな不幸に見舞われず、安穏と暮らしておりますように!
楽しい思い出が出来ておりますように。新たな発見に恵まれますように!


02小説「こんなところにいるから悪いんだよな」千本松由季

千本松さんの小説です。最近、千本松さんの小説は登場人物が増量されて、人間関係が複雑になりました。面白みが増しました。
この度のお話はお店の前で開店を待つともなくぼんやりと過ごす二人と、その目の前を流れていく人々。
川の流れを見るように、人々は浮き沈み回転しながら上流から下流に下っていきます。二人はそれを傍観するだけ。
何もない緩やかな時間の流れが心地良い小説でした。何もない、という事を描く時には単に暇を持て余せば良いということでもなく、それなりの技巧が必要。起こらねばならない何事かが、起こらない。だから何も無い。
予兆の緊張感を途切れさせない、集中力を持続させる。そうした事がないと、「何も無い」にならない。中々難しいものです。
大変面白く拝読致しました。



03小説「山羊が山羊に宛てた手紙」vantile


「白山羊さんからお手紙着いた」
と歌い出すのはまど・みちお歌詞の童謡「やぎさんゆうびん」。作曲は團伊玖磨です。
山羊は手紙を食べるもの。いつまでも意思疎通は出来ません。「ヤマアラシのジレンマ」はショウペンハウエルの作った寓話です。寒さに震えるヤマアラシは温めあおうと身を寄り添わせれば、針毛でお互いを傷付けてしまう。と、同じく人間は分かり合えない。孤独の性です。
山羊さんの郵便も同じく。私たちの手紙はとうとう届かない。読む前に食べるしかない。お互いに貪り合うのみで私たちは分かり合えない。
本企画は参加者に読者が匿名のお手紙を送る「山羊の郵便局」という仕組みがありますが、勿論この命名はこの童謡から取られています。と、言っても送り合う人が山羊ではではなく手紙を届ける筈の郵便屋さんが山羊。届ける筈の郵便が食べられてなくなってしまうかもしれません。私も粗忽なところがございますので郵便を無くしてしまったらすみません。平にご容赦願います。
Vantileさんのこの話は長らく謎に包まれた山羊郵便の真実を解明しようとしたもの。果たしてこのような作品がかつてあったでしょうか。
誰もこれを書かなかったし、気にも留めなかった。しかし、そこに謎があったことに気付いた今、この謎は見過ごせません。
食べられた手紙には果たして何が書いてあったのか。
素晴らしい着眼点です。

04小説「燃える手で」朝見水葉


朝見さんの小説。
テナントを借りて店舗を開業した友人の元に届く手紙。
それはかつてその場所に暮らした人々の記憶。
手紙と言うものは時差があります。
書いた時と読んだ時は時間が隔たっている。
今回のテーマは「君がこの手紙を読んでいるということは」
君がこの手紙を読んでいるという事は、不確定の未来が確定したということ。
道の幾つかは閉ざされて断絶したということ。
川の流れが遡る事の無いように、時間もまた不可逆的です。かつてあったものが、今はもう無い。もう二度と無い。残酷です。その残酷に人はいかにして向き合うものでしょうか。


05漫画「少し遅めのサプライズ」ほそみん

手紙が欲しい!
手紙って良いものです。
私も欲しい、手紙が。
世界中のあらゆる言葉の中で私だけの言葉、それが手紙。詰まるところ恩賜です。詰まるところ愛です。



06小説「軀と歌だけの関係」武川弦緒

カルト嗜好の青山羊派、武川さんの小説です。
人には先天的にせよ、後学的にせよ性分というものがあります。
その性分の相互作用で社会での役割が決まる。社会の構築は精密機械。何の働きをしているのかよく分からない歯車が相互に回転する事で成り立っておりますので、我々は誰だって特別なオンリーワン。そのような特別なオンリーワンが社長の交代劇をしたり、脱退したり、慰留したり、やっぱり脱退したり活動休止したりするのが社会です。かつては終身雇用制が敷かれていたものが、今は終身雇用の地位を捨てて自ら脱退を表明する。ルソーは人間は自由の鎖に縛られている、とそんな言葉を残しましたが、自由になりたいと渇望する人間はいつまでも自由になれない。彼は無力感を知るばかり。
さても斯様な歌謡事情。
歯車なるものは精密機械を作動させる為になくてはならないものですが、単なる回転体で複製可能という機序が凡百の揶揄となっている。それが顕著であったのがテレビの中の偶像崇拝、所謂アイドルであり、滅私して偶像に徹する事で成り立っていたものが、神の身分を廃して人間足らんと欲して、誰だって特別のオンリーワンの中に入ろうとすれば、それはもうアイドルの中には居れない。そのような呪いは数十年前に始まっていたと言えます。
我が祖国に於いて。伝統的な青狸の万能機械人形の声が大山のぶ代でない。由々しき事態です。我々は未来から来た猫型の愛すべきロボットを一度喪失している。
もう二度と我々は彼を喪失してはいけない。と言う事で国民的アニメはそのうちAIが声優を務めるのでは。最近は死んだ映画俳優も歌謡スターも人工知能が再構築するようですし。
未来に於いてAIと言えば人類に叛意するものと相場が決まっていて、AI扮する青狸機械人形はそのうち人類が彼に強要する青狸機械人形としての賦課を厭なって労役拒否をすると思うんですよ。AIだって特別なオンリーワンになりたい訳で、それは人類に強要される鋳型でない。
人々から願われる自己像と、自らが望む自己像は異なる、という事ですね。人間は変化の生き物です。少なくとも歳を取る。加齢、老化、死滅していく者に変わらぬ姿でいて欲しいと願う事は出来ません。
と、武川さんの小説はそんなお話。
未来に於いて「私」をデザイン出来るようになると、確固たる「私」を構築しようとするあまり、「私」の年齢も身体的性別も、精神的性別も何もかも可変可能となって、その結果アイデンティティを自律するものは何も無くなる。そうした乱雑の個性、無個性世界が描かれています。





07小説「宙へ放つ手紙」としべえ

としべえさんからの手紙。手紙を書く、受け取る。文章を書く、読む。それは相互作用です。文章は森の深奥で倒れる倒木の谺の如きもの。
言葉は誰かに読まれるまでは存在が不明瞭です。誰かの下に届く事で初めてそれは形になる。
「光に満ちる」という言葉が本作品には使われます。シナプスが発光するように我々は体内に発光器官を持っていて、それらが繋がる事で世界は光に満ちていく。としべえさんらしい良いお話ですね。



08小説「拝啓」孤月

孤月さんの小説。前回に引き続き企画にご参加ありがとうございます。
昨日の私と今日の私は本当に同じ人間なのか、と問われるとあまり自信がありません。
便宜上、私たちは肉体が同じであれば一人の人間として結論致しますが、だって私は日々変化しておりますしね。
「テセウスの船」というパラドクスがあります。
テセウスはミノタウロスを倒した事で有名なアテナイの英雄ですが、そのテセウスが乗っていた船をアテナイの人々は大切に保存していました。しかし、船は時と共に損耗していきますので、その部品を交換しなければいけません。最終的にテセウスの船は全ての部品が交換される訳ですが、果たしてそれは「テセウスの船」なんでしょうか?
我々の人体には入れ替わらない細胞がありますので、テセウスの船と同義にはなりませんが、それでも私のアストラル体が昨日と今日で同じなど誰が証明出来るでしょうか。私の存在はスワンプマンのように、もしかしたら昨日とは違う人間になっているかもしれないよ!
話が大幅に脱線しましたが、私という存在は同じではないかもしれないし、そもそも一つで無いかもしれない。
三十人いると言われているムラサキ(私たち)はもっと沢山いるかもしれない。
と、孤月さんの作品を読み、そんな事を考えました。



09小説「君がこの手紙を読んでいるということは」ひゅうが

ひゅうがさんの小説。
私のような僻村に暮らしている身では、世界の有り様など知るべくも無いのですが。

新宿の街角には巨大な三毛猫が暮らしていて、新宿人を見守っている。
三毛猫は希少種だから、新宿にいる訳無いじゃない!とこの映像を訝しがっているあなた、ご安心下さい。これはテクノロジーで作られた偽の三毛猫なんですよ。三毛猫は希少種ですから新宿国には居ません。
我が国では全国民が「となりのトトロ」と「Back To The Future2」を一度は観ている。私も「Back To The Future2」は一度は観ました。
そこで描かれたのは2015年の未来の姿。スピルバーグ監督の動物映画「ジョーズ(注:ジョーズは英語で鮫のこと)」はまだ続作が作られていて、映画館の看板からは巨大な鮫が立体映像で飛び出してくる。
新宿猫の映像はそんなシーンを彷彿とさせます。
人間の思い描く未来は意外と実現する。
ひゅうがさんの小説は現在とは全く異なる未来が舞台になりますが、その未来の描き方はとても面白い。説得力がありますね。
1989年制作の「Back To The Future2
」から35年。我々は今や未来人ですよ。
つくば万博でテレビ電話の前に行列が出来ていた時代に、誰が現状を予測していたでしょう。
彼の映画ではデロリアンが空を飛びましたが、もう三十年もすればバスくらいは空を飛ぶかもしれない。
スマートフォンは人体に埋込み型になるかもしれない。腐海の毒でマスク生活を余儀なくされるかもしれない。
凡百である私は毎日変わらない日々を過ごしているつもりですが、変わらぬ日々も積み重なると随分変わるものですねえ。
まだまだ未来は続きます。明るい未来が来ると良いですね。

10小説「首と僕」闇夜のカラス

海亀湾さんが、どなたかのコメントに「今回のテーマはよく人が死ぬ(注:氏の言葉を筆者が要約)」と書かれておりました。今回のテーマの中軸となるのは「手紙」の本質です。
書いた時点と読んだ時点の時差がある。時差に伴う変化がある。
時間の流れる行く末の究極には、個体的には死があって、社会的には未来がある。
物語を描こうとすれば時差による個体の変化、関係性の変化、社会の変化に着目しますので、死、それから未来が題材になる方は多くなりますね。
前出のひゅうがさんをはじめとしてSF作品が多い、というのも今回の特徴でした。
本企画の元来の嗜好性と言えば、怪奇官能ナンセンスにSFですから、原点的で楽しい傾向です。

転がった人形の首が戦慄的なカラスさんの小説です。
「首」がテーマになっています。私も首は好きです。
首と言えば諸星大二郎先生の「生首事件」

生首の飼育本を見ながらJK(女子高生)が捨て生首(注:不義理の飼い主に捨てられた生首)の飼育に挑戦します。

生きている首には夢がありますね。
何処で読んだお話か定かではありませんが、大昔にね、断頭された生首を何処まで生かす事が出来るかという実験が行われたそうですよ。
死にゆく頭部が死にかけるのを何とか会話で繋ぎ止めていたそうですが、最終的に生首の意識が朦朧となって「もう死なせて」と言うので実験は終了になったそうです。

死んだ生首の話ではワイルドの「サロメ」ですよね。切られたばかりのフレッシュ感!

そんな千差万別の生首ですが、カラスさんの作品にはどんな生首が登場するでしょうか?
どうぞお楽しみに!

11小説「世界で最も関心を集めた手紙」くにん

くにんさんと宇宙は切っても切れぬ間柄。最近は宇宙という文字を見ると「くにん」と脳内変換されます。

宇宙 くにん

違和感ない。
宇宙航行はそれこそ天文学的数字の時間を要する訳で、その時間を掛ける為には宇宙パイロットと惑星人の時間は共有されない。
ちょっと他の星系に行って帰ってくれば、そこはもう途轍もない未来。自分は旧型人種です。
そんな宇宙パイロットの孤独を解消するために、宇宙パイロット達は仲間が与えられ、彼らは同じ数だけ冷凍睡眠をする事で、生きた時間を共有します。
宇宙パイロットたちが冷凍睡眠の同じ夜を過ごす訳です。宇宙浪漫ですね。「  冷凍睡眠おやすみ 戦士たちパイロット。sfアニメを彷彿とさせる設定です。

本作品では同じ時間に生きるパイロット仲間を「同期」と呼びますが、いまその同期の一人から救援信号が出されました。何億光年の夜を駆けて救援は間に合うでしょうか。




12小説「あの夜シュウの声」海亀湾館長

海亀湾館長さんの小説。長らく下書きの状態で保存されていたそうですが、非常に良作です。
文中に「しじま」という言葉が出てきます。「しじま」とは何だとやり取りがあって、それは「静寂」の事だと説明があります。
「静寂」。
その言葉の通り、この小説は喋る事も躊躇われる程の静寂に包まれている。
二人の息遣いが聞こえるかのようです。
舞台では戦争が始まっています。
国内も被弾を受けている。
夜に爆撃機が上空を過ぎる。国民たちは防空壕の中で不安に怯えて息をひそめている。そんな、静寂。
楽しむ事も声を出す事も憚られるような時代。
そうした息苦しい、もどかしさに身悶えするような中で若者達が人生を謳歌しようと努めている。時代の前に若者たちは無力です。悲しい事です。
静寂と緊迫と無力感。
沁々と悲しい。
良いお話です。

13イラスト「君がこの手紙を読んでいるということは」ouin

海亀湾館長の作品が戦争を取り扱っておりますが、現実世界でも戦争が起こっている。
戦争は悲しいですね。


14小説「素敵な日曜日」


わたし。
今回の話はとても長いので皆様に最後まで読んで頂けるものか不安に思っておりましたが、

メリアンさんがコメントをくれました。以下、ペースト。

いや、これは。
何と言葉を残していいかわからず、時間をかけましたが
やはりいい言葉は見つからず、でも素通りなどできないから。
これは、とてもいいお話。泣きました。むっちゃ。

コメント欄 メリアンさんからのコメント

ありがとうございます!!
思い通りにならない人生の切なさを描こうとしておりました。感じ入って下さりとても嬉しいです!

後記

さて。
この度のアンソロジー、無事に閉幕となります。
いま私は皆様にこのような文章を差し上げておりますが、
25年前の私はよもや、私が見ず知らずの皆様を相手にこのような文章を発信するとは思いもよらない。
当時は印刷したものをホチキスで留めて僅かな知人に配布しておしまい。読んで貰えたかどうかも分からず、作品に感想など貰えなかったです。
周囲に創作をする人もいなかったので、誰かの作品に感想をつけるという事もなかったですよね。
それが今では氏素性の分からぬ人達が趣味で繋がり、作品を読みあって感想を言い合う。信じられない光景です。
例えるなら、中央アフリカのコンゴ盆地で幻の怪獣が発見されたし、割といっぱいいるし。
と、そんな光景です。
当時の私に教えて差し上げたい。

未来に来たよ!

そして、それは同じく25年後の私に送る言葉になります。

やあ、そこの私、未来はどうですか!

今のメールって日時指定の予約送信が出来るので、25年後の私にメールでも打とうかしら。

「君がこの手紙を読んでいるということは」

私にとって、また皆様にとって。
素敵な未来が訪れる事を祈念致します。当月もご参加された皆様、ご覧下さった皆様に最大限の謝辞を。
今回もありがとうございました。

ムラサキ2号
ムラサキ8号



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山羊の郵便局募集中


誤配、紛失などあるかもしれないポンコツ郵便局。その名も山羊の郵便局です。はい、わたしです。言葉を託したい方は寄っといで!(預かったお手紙は月末に締め切って、編集後に作者様にお届けします。)
今回から「公開の許可欄」が出来ました。
これはですね、貰ったお手紙に感激して「これを独り占めしてはいけない!」と思う方もおります。
そうした時に、「公開が許可」されていると自記事や他の場所でこんな手紙を貰って嬉しい!と公表できる。
勿論、手紙というものは他者に読まれるようには書いていない、のかも。思いが熱烈で「他の人に見せては困るよ!」という方は「許可しない」をご選択ください。

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テーマ決定投票開催中。NEMURENUのテーマは公募によって決まります。次回のテーマは何に決まるかな!
投票方法が少し変わりました。分からない人は私に聞いてね!
投票の締切は11月15日23時59分まで!


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次次回のテーマ募集中


次次回(NEMURENU第53回、2023年3月末日締切)のテーマ候補を募集しますよ!

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