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蝶々の役割 〜イノベーションを起こすために必要なこと〜

先日、元・オムロン株式会社イノベーション推進本部の竹林 一氏の講演を聴く機会がありました。
イノベーションは、「新結合」とか「これまで組み合わせたことのない要素を組み合わせることによって新たな価値を創造すること」と言われることがありますが、そのイノベーションに関する書籍の執筆や講演活動をされており、し~さんの愛称で親しまれる著名な方です。

ひと言でいうとめちゃめちゃ面白かった!
関西弁で「ほとんど噺家やん!」と思うような語り口にぐいぐいと引き込まれ、1時間ほどの講演があっという間に感じました。

し~さんによると「イノベーションは関西から出てくる」そうです。
ボンカレーしかり、チキンラーメンしかり、回転寿司しかり。。。調べてみると確かに関西発ですね。
こちらの記事でもこの話を少しされています。

じゃあ、なぜ関西から生まれるのか。

その理由の一つに「関西には“ぶらぶらした”人が多い」ことを挙げていました。

ぶらぶらしている人というのは、おしべとめしべの間で花粉を運ぶ蝶々のような役割をしているのですよね。花が咲くためには仲介する人が必要で、仲介者がいなくなると新しいことが起こらなくなってきます。

上記記事より引用

これ、めっちゃ共感ですね。関西に多いかは知らんけど(笑)
takayamahubでは「様々な人と人をつないで高山村に新たな活力を創造する(=私たちのイノベーション)」ことを宣言しています。
ここで、人と人をつなぐために、私たち自身が多くの人と出会い、コミュニケーションすることがとても重要で、ぶらぶらすることが全ての始まりと考えています。

12月初旬、東京で開催された国際イベントで、高山村を世界に発信する機会を得ました。

詳しい説明は上記記事に譲りますが、これは私自身がぶらぶらとしたことで偶然つながりが生まれ、チャンスを得た事例。

また、この時、現地でのイベント対応は信州高山村観光協会が受けてくれたのでお任せし、なっちょ(高山村ワイン)を持ち込んで関西からリモート参加。
高山村を知らない参加者もおられ、こちらも良い機会になりました。

高山村ワインやグッズを持込み

その翌日には、高山村ワインを扱ってくださっており、SNS上で交流がある鎌倉の日本ワイン酒場に初訪問。

日本ワイン酒場・じゃんさん(鎌倉)
この日はなかったけど、たかやまワイナリーのワインを飲めます。

なんだかんだと、この頃は自分でも結構ぶらぶらしたなーと思います。

こうしてぶらぶらしているうちに偶然のつながりが生まれたりすることが多々あるのですが、そのためにはちょっとした前提があると感じています。
それは、ふじむーと言えば高山村、高山村と言えばふじむーみたいに、私自身が何者かを認識していただいていること。
認識いただいていると、高山村について関心や話題をもつなど共通点のある人は、私と話をするために相手から近づいてきてくださいます。これが偶然のつながりを生むためには大きい。
逆に認識いただけていないと、共通点をもつ人がいたとしても探すのは容易でなく、話す機会を逃すことも少なくないでしょう。

じゃあ私自身が何者かをどうやって広く認識していただくか…。
それは情報発信につきるかなと思っています。
takayamahubの各種SNSやHPもそうですし、このNoteもそう。
高山村に関して話す機会のあるイベントやインタビュー等のお誘いがあれば、原則全てお受けして露出を高めています。

高山村に新たな活力を創造するために、情報発信を継続してより多くの人に私を認識していただくとともに、村の中でも外でもより広くぶらぶらし、高山村にとって蝶々の役割を果たしていこうと思っています。

ということで、明後日(12/29)関西から高山入りします。
この年末は村の中をぶらぶらしてみようと思います。


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