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#40 親と同居して思うこと

前回の記事で、予想を超えるスキをいただきありがとうございました!
今回は「同居」について触れてみたいと思います。

みなさん、「同居」と聞いてどんなイメージを思い浮かべますか?
私の周りにも親と同居している人は複数いますが、多少なりとも何かしらあるようです。

例えば、価値観の違い(部屋の片づけ方、食の好みなど)。
子育てや家事への口出し。
気疲れなどなど…。

同居4年目の我が家は、私と主人、5歳の息子と1歳の娘、そして私の母の5人と猫2匹で暮らしています。
同居当日、母が開口一番に「私、家事全般担当で大丈夫?」と私たちに質問しました。
もちろん!と答えると、「多分私のやり方になるからね、直せないけど気になるところがあったら寄り添うから教えてね」と。

実際、母は母のやり方で家事をこなしてくれています。

掃除は「掃き掃除の日」と「拭き掃除の日」と「掃除機の日」で分ける。
朝ごはんは自分の部屋で食べる。
洗濯は基本分けない。
裏返しで脱がれた洋服は、そのまま畳む。

また、母は家事している時以外は、基本的に自分の部屋で過ごします。
朝は私たち夫婦にとって最もバタバタな時間…保育園準備と自分たちの出勤準備で大騒ぎ。
そんな朝も、母は自分の部屋でトーストとコーヒー、ヨーグルトと季節の果物を食べて猫と過ごしています。
「ごめーん、ちょっと子どもたち見ててー」とヘルプを出すと快く手伝ってくれますが、基本、母は母の時間を大切にしています。

母曰く、「同居しても今までの自分のリズムのうち、半分くらいはそのまま続ける」。
そして「何事も完璧にはやらない。適度に手を抜く」を大切にして同居生活を過ごしてくれているそうです。

主人も「一日一回は、母の部屋で母と雑談をする」というマイルールを作り、大切にしているそう。
一言、二言でも良いから顔を見て話しをする。
そうすることで体調の変化にも多少気づけるだろうし、母からも話しかけやすい存在になれたら嬉しいと。

そして私も。
母にちょっときつく当たってしまった時など、母の好物をこっそり冷蔵庫の一番前に入れています。
すると母はすぐ気づき、「いただきます!」。
私も「召し上がれ。この間、ごめんね」。
母は笑顔で食べて、その笑顔を見て私も笑顔に戻ります。

親と同居して思うことは、親であってもやっぱり「違う価値観を持った人」であるということです。
それはきっと、母からしても同じだと思います。
だから、自分はどうしたいか?を同居当日に宣言したんだと思います。
そして、母は見事に自分のやり方は変えずに、でも寄り添ってくれています。
こちらがヘルプを出せば、助けてくれる。
ヘルプがなくてもつらそうなときは、献立で好物を出してくれる。
そして「何かあった?」「体調イマイチ?」など一言添えてくれる。
大好きなご飯が胃に沁みて、ココロに沁みて、元気になってくる。
価値観が違っていても、寄り添うことができる。
寄り添うことは、案外簡単なことから始められる。


村松工建も、同じです。
家づくりを考える人たちの想いに寄り添いながら、家づくりを行います。
家づくりに必要な情報提供はもちろん、家づくりで発生する労力すら癒せるようなコミニュケーションがとれるように。
家に住む人たちが、笑顔で心地よく暮らせるように。
そして、引渡し後も気軽に家に関する相談や雑談ができるように。

そのために、まずはできることから。
今日もお客様のおうちを、心をこめてトントンカンカン、大切につくります!


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