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日本の消費者は外国人になる

今回は「日本の消費者は外国人になる」という内容を3分ぐらいで読める記事にしたいと思います

「日本の人口が減る」+「海外の市場の方が多い」だから海外販売必要なんじゃという事は皆さん思われてる事だと思いますが

僕はもう少し深刻だと思っていて
日本人が日本のモノを買えなくなり
海外の人が日本のモノを買う

から海外販売の重要性は今後より増していくと思います
なのでその部分を書いていければと思います


理由1:弱まる日本

日本の人口減少はニュースでも取り上げられていますし、皆さんご存知なのではないかと思います

では、「人口が減る」とどうなるのか

流れは上の図なんですが
人口が減る→経済規模が縮小→日本の企業が儲からない→給料上がらない→使えるお金が増えない/減っていく(物価も上がらない)→働く働く→子供を育てる余裕が時間的にもお金的にもない→人口が減る→…

というループに入っていきます(そして入っています)

これだけでも深刻なのですが、事態はより深刻です

理由2:海外の状況

一方海外の状況はどうなのか
こちらは日本の逆

地域にもよりますが、大枠人口増→企業も潤い、還元も増える→物価が上がるという状況です
(人口増加のほとんどはアフリカと南アジアで起こっている様)

そうなると日本の物価は変わらず、日本人の使えるお金も変わらない
でも海外の物価は上がり、海外の人たちの使えるお金は増えていく構図になります

「海外は海外でやってもらって、日本は日本でやればいいやん」という意見もあるかと思いますが、日本の場合この差がすごく問題になってきます

理由3:日本⇆海外の需要

日本→海外
日本は輸出よりも輸入が多く、カテゴリーによっては約80%を海外からの輸入によって賄っています(食品とかは80%が輸入です)

下の図は財務省貿易統計から拝借してきました
輸出も年々伸びてきていますが殆どの年で赤、、

海外→日本の需要
ご存知の方も多いかも知れませんが、日本はコロナの後に旅行したい国ランキング1位でした

ここは僕の推測ですが、コロナによって家での過ごす時間が増え、YouTubeやNetflixなどを通して日本の文化をより知った人たちが多かった

特にアニメはコロナ禍で浸透率が上がり、人気がさらに増し、日本への興味も加速したと思われます

もともと日本は世界的知名度もあり、日本に行ってみたいって言う方が多かった印象ですが、コロナ禍でさらに加速した印象があります

つまり

日本はこれからも海外の物価が高いものを仕入れて行く必要があります

これにより日本国内で販売するモノの物価は強制的に上がりますが、国内の消費者の使えるお金は変わらないので、生活は苦しくなります

一方海外の人たちにとっては、日本の商品はクオリティーが高く、安いお買い得商品に、、!

さらに、日本の人口は少子高齢化と人口減少に加え、コロナ禍での日本文化(アニメなど)の浸透により日本に行きたい海外の人たちは今後も増えると思います
※ 実際に、僕の海外の友達も今のタイミングで来る方がすごい増えています

だから今後は、全体としては日本国内外で海外の消費者数も比率も増えていくことが予想されるので、日本の企業の海外向けの販売はマストだと考えられます

今度はこのテーマでは「越境する時の問題」や「Amazonと自社ECのこと」に関して書こうと思います

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