GRスープラ(SUPRA)DIY動画 峠プロジェクト地図データをカーナビ移植(python webスクレイピング) BMW、MINIにも対応
本記事の内容について
今回の記事はDIYの記事となっています。
実施事項としては先日の中古車市場解析の動画と同様に
pythonのwebスクレイピング機能を使って、
ご覧の峠プロジェクトのサイトでおすすめされている峠の地図データなどを入手、カーナビデータのフォーマットに変換することで
峠の位置情報をカーナビへと移す作業を実施していきます。
(BMW,MINIのオーナーの方にも対応した内容となっています)
峠情報取得
作業の手順としてはまず、ご覧の峠プロジェクトのサイトから
pythonの機能を使って、峠の名称を抜き出していきます。
こちらが峠の名称を抜き出すためのpythonのスクリプトとなっており、
峠プロジェクトのサイトのURLを入力し、
実行することでご覧の通り、サイト内の情報が得られます。
この結果をエクセルのシートへコピペし、
エクセルシートの区切り位置からスペースで区切られている部分を分離し、
余計な行を消すことで峠の名称のみのエクセルシートが得られます。
しかしこのままでは
カーナビへインプットする情報としては不十分となっています。
先日のオービスのデータをカーナビに移す作業でお伝えしたように
スープラやBMW、MINIのカーナビに地図データをインプットするためには
ご覧のような特定のフォーマットに則った
テキストファイルが必要となります。
ここでそれぞれの項目の意味するところはご覧の通りであり、不明点もありますが、追加で必要な情報としては
緯度経度のデータが必要であることがわかりました。
そこで新たに地名を入力するとその地名の緯度経度データを出力してくれる
geocoderというライブラリを活用して
緯度経度を取得するスクリプトを作成しました。
こうすることで任意の地名の緯度経度データを入手でき、
確認してみると出力された緯度経度データがきちんと
目的の地点と一致していることを確認できました。
あとはこのスクリプトをベースにループ処理を実施してご覧の通り、
すべての峠情報をカーナビにインプットするための
情報を得ることができました。
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