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トルコ人とのデートから学んだ、「自己主張」

外国人は、日本人よりも”はっきり自分の意見を言う”
というように言われますが

わたしの体験としても、そう感じることが多いです。


最近そのように感じたのは、
日本に観光に来ていたトルコ人と、デートした時のこと。
(それはデートなのか?・・ということは置いておいて
話を進めます)


彼の反応は、すごく正直で、意見も率直で、
日本の「はっきりモノを言わない文化」と真逆なもので
色々と新鮮でした。笑
(※トルコ人がそうのようなカルチャーなのか、
彼がそのような人なのかは、分かりません)

自己主張された、彼の行動①

待ち合わせ場所は、浅草。

「どこかイイところ知っている?」
と聞かれ、

浅草エリアにはあまり詳しくなかったので
ホッピー通りであれば、
日本らしい思い出が作れるだろうし
たくさんお店もあるだろうと思い、

「ホッピー通りってところに行こう!」
と、彼を連れて行きました。


すると、期待ハズレな、
微妙な、反応。

人が密集している場所が好きではないらしく、
また、お腹も空いていないみたいで

「この店は?」「あれは?」と聞いても、
「人がいっぱいいすぎる」とか、
「料理も頼まなきゃダメ?飲みたいだけなんだけど」とか、
色々な意見を言われてしまい、
いっこうに決まらない。


結局は、ちょっと歩き回った挙句に、
「これ以上歩くのは疲れたから、もうそこにしよう」
と、妥協的なカタチで、ある居酒屋に決めました。

日本人だったら、ちょっと気に入らないとしても、
「せっかく案内してくれたんだから」と、
案内してもらった場所へと文句を言わずに行きそうなものですが

自分の主張をハッキリ伝える彼の行動にカルチャーを感じました。


自己主張された、彼の行動②

ハンカチを貸してあげたとき。

匂いをかいて、
「このハンカチ、洗ってる?」
と・・・。

実は、昨日からカバンに入れっぱなしにしていたハンカチ・・・。(笑汗)

あ、、まずい。。
と思ったものの、
とっさに、「え、洗ったよ」と言ったものの

「僕、鼻がいいから分かるんだよね」
と、そのハンカチを使わずに、返されてしまいました。笑


洗っていないハンカチを渡してしまってすいません!
という話は置いておいて、笑

「洗ってる?」と聞く彼の行動は、すごいと思ってしまいました。

私なら、「あれ?これ、洗ってる?」と思ったとしても、
その疑惑は心の中にしまって、そのままにしてしまうはず。

自分が思ったことをストレートに言ってしまう言動に、
驚いてしまいました。


自己主張された、彼の行動③

デート(?)の次の日、
彼から突然ビデオ電話が。

「今、ハンコを買おうとしてるんだけど、
どのハンコがいいと思う?
いい意味の漢字、教えて」

という内容。

しかも、
真昼間の、THEワーキングタイムの時間に!笑


日本人なら、相手に気を使って、
仕事時間に急に電話をかける。なんてことは、しないように思います。

なんて、自分中心の行動なんだ・・・!


彼から学んだこと

このコラムでは、愚痴を言いたいわけはありません。

以外にも、不思議なことに、
彼の正直な行動には、どれも悪い気はしなくて、
むしろ、魅力的な人にも感じて、

彼から色々なことを学んだな、
と思ったんです。

恐らく、下記のことによって、
悪い気が全然しなかったのかも。

●彼の言動は、ただ自分中心的な言動であっただけで、
相手を不快にさせるためにやったものではなかった
●彼の普段の言動や性格は、好感の持てるもので、
彼自身に対しては好感を持てていた

彼の自然な言動は、ただの個性の一つのように感じて、
まったく嫌な気持ちはしませんでした。


自分が思っているより、相手は受け入れてくれる

私はどちらかというと、
相手のことを気にするタイプ。

「このお店、相手も好きかなぁ?・・」
「私はお腹空いてるけど、相手もお腹空いてるかな・・?」
「本当は、焼鳥の気分じゃないんだけどな・・」
とか、

心の中で思いながらも、なかなか口に出せずに
相手に合わせてしまうことも。


本当は、きっと、私だって、
彼のようにハッキリ思っていることを言ったって、
相手は不快な想いをしないと思うんです。

(むしろ、その方が気持ち良かったりするかも?)


彼の言動に出会って、
言い方には気をつけながら、
自分が思っていることをちゃんと伝えられる人に
なりたい
と思いました。
(その方が、自分も気持ちがいいはず!)




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