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”どうしてそんなに期限を早めたがる人が多いんですかね”

前職の広告会社で働いていて思っていたことなのですが、
”どうしてそんなに期限を早めたがる人が多いんですかね”


例えば、こんなことがありました。

簡単なWEBサイトを作っていて、私はデザイナーとコーダー、クライアントとのやり取り。サイトの公開日は1ヶ月ほど後の状態でした。
デザインはすでにOKをもらっていたので、あとはサイトをテストアップさせ、動きなどを確認してもらうだけ。
サイトの動きを指摘されることはほぼないことなので、テストアップをしたらクライアントに確認してもらってOKをもらい、そのあと数分で本番公開までできる、というような流れでした。
デザインは完了していたので、次はコーダーさんにコーディングをしてもらう段階。
私の中では、余裕を持って公開日の1週間前くらいでもいいのかな〜と思っていたのですが、担当者は「なるべく早くテストアップして欲しい!」との要望。

自分だけでは判断できないので、コーダーさんにスケジュールを確認すると、
その時期コーダーさんは他にも案件を抱えていたこともあり、他案件との優先順位を考えて、なるべく後ろに伸ばして欲しいと。
コーダーさんと話し合って、クライアントには、
「全力で頑張って作業をしたら10日間ほどでできますが、慌ててやると失敗が起きるリスクもありますし、通常は1週間ほど前にテストアップできれば余裕を持ってサイト公開できるので、1週間目にテストアップでいかがでしょうか」と交渉。

すると、「余裕はたくさんある方がいい!10日間でお願いします」と言われてしまった・・・。

そう言われた私は唖然・・・

交渉の仕方を間違えたか・・・とも反省しましたが、そんなに無理をさせてまで早くテストアップしたいのか?!という怒りが。

”早い方がいい”という考え方って、なんなんでしょうね。
私はコーダーさんと日頃仕事でおつきあいをしていて、真面目で責任感のある性格だということも、その時期本当にたくさん案件を抱えて忙しかったことも知っていました。だから余計に、上司に早くテストサイトを見せて社内評価を得たいがために、または自分が安心したいがために無理なスケジュールをお願いするその担当者に頭がきました。

ほんと、みんな自分勝手。

お互いの事情に歩み寄りながら仕事ができたら、もっと気持ちよく仕事ができるのに、
実際仕事って、受注側・発注側の立場や、自分をよく見せたいなどの自分勝手な心理も働くから、そうはいかないですよね。


間に挟まれてストレスだったその広告会社時代をふと、思い出しました。。。

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