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調子にのると、幸せのチャンスを逃してしまう。

誠実な人がいい。
真剣に交際を考えてくれる人がいい。
自分を全力で好きな人がいい。

そんな男性を求めて恋活を続けている私に、
遂に、そんな男性が現れました!!!


それがしかし、
ずっと求めていた男性像のはずなのに、
デートを重ねるごとに、
彼に対するキモチが下がっていってしまった
のです。。

彼の第一印象

マッチングアプリで出会った彼。
プロフィール写真の印象とは少し違ったものの、
笑顔が可愛くて、親しみやすくて、高感度。

背はあまり高くなかったものの顔はタイプだったし、
少し色気もあって
男性としての魅力を感じていました。

私が椅子をズラそうとすると、
「僕がやるよ」と率先して行動してくれるし

食事代も、
「女性と一緒にいるときは、男性が払うのが当たり前でしょ」
と、デート代も払ってくれたし

前の彼女とは4年も付き合っていて
彼女を大切にするタイプの人に見えました。


こんな人が彼氏だったら、
きっと、幸せな生活が待っているんでしょう。

ではなぜ、キモチが下がってしまったのか

それが、デートを重ねていくうちに、
「アリはアリだけど、そこまでキモチが上がらない・・・」
という心境になってしまった
んです。


それは、なぜなのか・・・


私なりに考察してみて、思い当たることがあったので、
このコラムにて、3つの項目にまとめてみました。


キモチが下がった要因1.私に合わせすぎてくれた

デート場所を選ぶときは、
「君の行きたいところに行こ!」と、主導権はわたし。

「どんなお店が好き?」と聞くと、
「君の好きなところなら僕も好きだよ!」という答えだし、

「何かしたいことある?」と聞くと、
「君がしたいことを僕もしたい!」という答え。

私を尊重してくれているから、その返答がきたのでしょう。

彼からの好意を感じたし、
その点においては、幸せな気持ちになりました。


でも、私に合わせすぎて、”彼がどういう人間なのか”があまり見えてこなかったし、
リードしてくれない彼に対して、男らしくないと言いますか・・ 
男性としての魅力が半減しているように感じてしまいました。

キモチが下がった要因2.序盤から好意を感じすぎた

想いをストレートに表現してくれる彼。

出会って数時間後には、
「君のこと好きだよ」と言ってくれたし、

「君に出会えて僕はものすごく幸せだ」と、
目が合うと照れた表情になって、好き好きオーラを放ってくれました。

人って、残酷なことに、
人に対して点数をつけてしまっていて、
▼そのことに関するコラムはコチラ
自分と同等か、自分よりも点数の高い人を求めているように思うんです。

「彼は自分に夢中だ!」と思ってしまった私は、
「自分の方が、彼よりも点数が高い人間に違いない!」と、
彼への点数を、自分よりも下げてしまった
んだと思うんです。


キモチが下がった要因3.いい人すぎた

ちょっと肘が当たって、「ごめん」というと、
「『ごめん』なんていう必要はないよ」とか、

取り皿を取ってくれて、「ありがとう」というと、
「『ありがとう』なんていう必要ないよ」とか、

これは、私を大切に思ってくれているから出てきた言葉だと思うのですが、
「ごめん」や「ありがとう」を言うたびに「その必要はない」と言われると、

やり取りに対して少し、めんどくさいと思ってしまったんです。


調子に乗ってしまった、わたし

全く、こんな風に思ってしまったわたしは、
ひどい女ですよね・・・。笑

彼の行動はプラスに解釈すべき行動だし、
私が求めている要素をすべて持っている彼を、
もっと好意的に思うべき。


要するに、ズバリわたしは、
”調子に乗ってしまった”のでしょう。

調子に乗ってしまった結果、
「私にはもっといい人がいるんじゃないか?」
と、欲が出てしまって、
彼の素晴らしさに対して盲目になってしまったように思います。

恋愛は、好きになって負けることが多い

これって、『恋愛におけるトリッキー』なところ
でもあると思うんです。

恋愛の場合って、
”簡単に手に入るもの”や、
”自分を追いかけてくるもの”に対して、
魅力度が下がってしまうんですよね。。


これが、大切にすべき人を失う結果に導いてしまう
『恋愛におけるトリッキー』さ。

好きになった相手に好きになってもらえない理由

そして、好意を抱いている側からすると、
努力しても相手を振り向かせることができない結果になってしまう
『恋愛におけるトリッキー』さでもある。

恋愛って、自分から好きになると、
周りが見えなくなって、相手中心になって、
自分が無くなって、魅力が無くなって

相手のことが好きな分、
うまくいかない結果になることがある。


失ってから気づくことがないように

”失ってから大切な存在に気づく”
という話を、何度も聞いたことがあります。

私の今回の経験を通して、
私もそういう結果になる危険性があると感じました。

調子に乗ると、
相手の良さに気づいたり、感謝することができなくなって
正しい判断ができなくなってしまう…


私の場合、まだ、その彼のことを本当に好きで、
関係を築いていきたいいのかは、今のところ、分かりません。


でも、少なくとも、
彼の良い点に目を向けるようにして、
一緒にいて、私はどれだけ幸せを感じているのかを感じるようにして、

「やっぱり彼がよかったのにぃ!!!」
なんて後悔する人生にならないように、
気をつけたいと思っています。


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