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たぶんこれも語りの手法~「畳みかけ読み」について

「畳みかけ読み」というのがあるのかどうかはさておき、
私は「畳みかけて」読むのが好き、得意かな。
読んでいて気持ちよくもあります。

これまでライブでやったりはしました。
仕事現場では中々実現する機会はなく、
「やや畳みかけ」くらいはやったかな。
今年のM1でトライできたらいいなと思います。

さて、「畳みかけ読み」とは?ですよね。
今回配信のYouTubeを参考ください。
開始2分45秒前後の辺りからです。
「リハなし。即興ピアノ演奏。演奏はピアニスト・上畑正和。
「話芸の達人~西条凡児・浜村淳・上岡龍太郎』戸田学(著)出版社 ‏ : ‎ 青土社」

なんのために「畳みかける」のか。
①音楽でいうところの「サビ」という感覚
 ※その文章の「サビ」が果たしてそこなのかはさておき。
②「読み」にいくのではなく
 「言葉を音にする」というアプローチ
 ※文章のリズム、言葉のリズムを音化
③意味を超えていく
 ※後述

こういったところか。
「たたみかけ」モードに入ると集中力が増します。
音楽に乗り、なんやホルモンも出てるような。
気持ちがいい。

朗読なり音読、もちろんナレーションもですが、
「意味を理解し行間を想像し」読む普通というか、
「べき」アプローチです。

「話芸の達人」は過日「読書」し「一応理解」済み。
スタジオでの録音に際しては、下読みなし、リハなし。
「やってみるか」で始まりました。

即興演奏。最初のピアノ音。
これでスイッチも入ります。
読みながら情景・顔は浮かびます。
今回のでいいますと、田原さんに大久保さん。
大久保怜さんを知ってるのはそこそこ高齢者です^^;

意味を超えていく。
もちろん無理なんですけれど^^;
言葉を読めば、聴けば、意味は解る。
瞬時に理解もするから読める、朗読音読できる。
普通の朗読なら言葉を味わいながら、
というのもありましょう。

説明、難しいな。

「たたみかけ読み」は、それがその文章の「サビ」ならば、
書き手の思いをエネルギーとして伝える、
情念なのかなんなのか、
意味を超えた「なにか」説明できないもの。

感覚的なことですね。
何度もやっていくうちに、
ちゃんと説明できるようになるかも。
または「間違ってた」となるかも。
「間違ってなかった」が、普通に語るのがいい、
となるかもしれません。

ここまで読ませておいて結論がこれかい!
と思われた方。申し訳ありません!

まだまだ道半ば。
あと何年生きるのか分かりませんが、
なんとかたどり着けますように。





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