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「離れて働く」ということ

2020年はリモートワーク元年になることは間違い無いだろう。皮肉なことに、どれだけ「働き方改革を!」と叫んでも変化できなかった業種・職種の企業までもが、従業員をリモートワークにシフトせざるを得ない状況になっている。

僕(フルハタ)はシェアオフィスと自宅 の2拠点で仕事をしていて、家族の予定や仕事内容に応じて行ったり来たりしている働き方だったので、今回の騒動で働き方に変化は特になかった。まあ、そもそも会社勤めではないから当然といえば当然なんだけど。

しかし、それまでオフィスに通って自分のデスクで仕事をしていた人たちにとっては今回の件はかなり大きな出来事だったはずだ。企業側も勤怠管理をどうするかなど対応に追われているんだろうな・・・と想像する。

個人的に一番大きい変化だと思うのは、「離れて働く」ことで気づくそれまでの仕事との「向き合い方」だと思う。職場を離れて働いてみると、特に勤続年数が長い人ほど視点や価値観が変わるはずだ。

オフィスで過ごす8時間と、家で過ごす8時間は、全然違うのだから。

もし、「意外とリモートワークでも仕事できちゃった!」と思えたら、次に

「今まで1時間近くかけて通勤していたあの時間は何だったんだろう」

「家でも仕事できるのになぜわざわざオフィスに行かないとといけないんだろう」

と思うかもしれない。

あるいは、オフィスや会社の同僚、半ば付き合いで行っていたランチや飲み会、時間だけが無駄に消費していく会議から時間的にも物理的にも距離を置くことで、

「自分の大切な人生、これからも今の会社にいて良いのだろうか」

と思う人も多いと思う。(あなたはどう?)

色々な考え方はあると思うし、僕は変化している立場ではないからすごく勝手な話なんだけど、日本や他の国の人たちにとって、この仕事との『向き合い方」の変化はとてもポジティブなものだと思う。

もちろん、すべての人がこの変化を心地よく迎えることができないと思う(というか、ほとんどの人は最初は結構しんどいと思う)んだけど、家族や自分のライフスタイルをいい方向に変える機会であると捉えてうまく波に乗ってみたら良いんじゃないかな。

最後まで勝手なことばかり書いてしまった気がするけど、まあいいか。

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