「男らしさ・女らしさ」押しつけも否定も違う

何かと話題になる「ジェンダーレス」「ジェンダー平等」という言葉。一見良さそうなスローガンに見えますが、性の概念や家庭を破壊しようとする支配層の思惑が見て取れる「善なる顔した悪魔」の代表格かなと思っています。連中はいつも自分たちの思惑を通そうとするときに、被害者を立てたり、何らかの茶番事件を引き起こし(監視カメラ設置誘導のための事件など)、世論を誘導していきます。被害者の気持ちを思っての優しさや、「こういう犯罪を防ごう!」という正義感などみじんもありません。

たまに「男らしさ・女らしさ」の押しつけはやめよう、みたいな内容のネット記事やSNS投稿を見かけることがありますが、こういったのもおそらく世論誘導のための工作だと思っています。yahoo!トップに出てくる謎のコラムや、やたら拡散されているSNSの投稿などが目につきます。「こういう意見が多数派なのかな?」と思ってしまうこともありましたが、これも工作だと気づくと、またやってんな~、くらいにしか思わなくなりました。こういった記事で良く見るのが、「男の子には青い服、女の子にはピンクの服って誰が決めたの?」みたいな内容だったり、「男らしくと言われることが苦痛だった…」のような心情吐露系だったり、そのような内容が多いかなと思います。あとは「男職場の中で輝く女性」とか、その逆もあります。

私も「男らしく・女らしく」に限ったことではなく、あらゆることにおいて押しつけは良くないと思っているので(押しつけ=ハラスメント)、「男らしくしなさい」とか「女らしくしなさい」と誰かに言ったりする、ということはまず考えられないです。いわゆる男女の規範から外れるような趣味嗜好を持つ人に対し、それを矯正しようとするというのはおかしいと思います。かといって、なんでもかんでも「ジェンダーレス」と言って、男女は同じなんだー!差はないんだー!、ということになるのも違うだろうと思っています。

職業で言えば、やはりどうしても男性が多い職場、女性が多い職場というのはありますし、それが当たり前で、自然です。警察や消防、建設系などは男性が多いですし、助産師、保育士、看護師、美容部員などは女性が多いでしょう。今の支配層・政府は「ジェンダーレスだ!それぞれの職場の男女比を○:○にしよう」「男性の助産師もOKにしよう」などと言い出しそうで恐ろしいです。本題ではありませんが、妊娠・出産というのは現代以外はずっと女性のみの領域で、本当に最近、西洋医学が浸透してきてから「男性の医師」が妊娠・出産に関わるようになってきたという経緯があります。体力仕事なので男性の産科医が必要なのもわかりますが、妊娠・出産が「医療」の領域に入ってしまったことで、本来「男性禁制」だった領域に男性が関わるようになってしまい、それも「ジェンダー崩壊」の一つの現れなのではないかと感じています。父親の立会い出産も必ずしも良いこととは言えない側面があります。

現代の大きな洗脳の一つに「女性の社会進出はいいこと、進めるべきこと」というものがありますが(何度も記事書いてます)、それが是とされるのも「ジェンダーレス」的な思想が背後にあってのものです。女性も男性と同じように働き、お金を稼ぎ、保育園に子どもを預け、育児・家事を分担する…それが今の世の中での標準的な(という言い方もおかしいでしょうか)生活スタイルではないかと思います。「性別役割分業は古い」といった…これも洗脳工作ですが…思想が浸透しているので、「女性に家事と育児を押しつけるな」といった言説もよく見かけます。

仕事と家事は誰かが代わりになれても、「○○ちゃんのお母さん」という役割(役割というのも違いますかね)は本当に唯一無二で代わりがいないので、「お母さんの代わりに誰かが育児の主担当を担っても大丈夫」ということは、子ども目線から見れば絶対にありえないことです。子どもが小さければ小さいほど代わりはいません。人間という生き物のあり方から考えて、育児も仕事も男性と女性が全く平等に分担できる…ということはありえず、女性が育児のウェイトを多く担いがちになるのは、当たり前で自然なことではないかと思います。むしろ、男女のあり方の違い、生物学的な違いを理解した上で、互いの得意・不得意を補い合い、尊重し合うという方が、よほど自然で無理がないスタイルなのではないでしょうか。

もちろん家計が苦しくて共働きにならざるを得ない家庭が多いという事情もわかりますし、諸々の状況は承知しているのですが、それでも数々の誘導・洗脳工作が上手く働きすぎていて、人々が思想の部分で完全にやられてしまっているのが心苦しいです。男女の違いを認めた上で、多数派でない人を矯正せず、得意・不得意を補いながら互いを尊重し、家庭および社会全体としてうまくやっていく、というのが一番健全なあり方なのではないかなと思います。

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