個人的に思う「社会で必要とされる能力」2選

敢えてまとめサイトのようなタイトルにしてみたのですが(笑)、至って普通の記事です。「社会で必要とされる能力」とか、あるいは「就活で企業に見られるのはこんな能力」といった言説は山ほどあり、その回答としてよく見るのはコミュニケーション能力や論理的思考力などでしょうか。まぁそれはそれで大事なのだろうと思うのですが、社会不適合者の自分がある程度世の中を見た上で大事だと思うのはそういった類のものではありませんでした。

どんな仕事に就くにしても大事なのは、「健康な心身(体力)」と「上の言うことに従順であること」だというのが今の私の認識です。私はこれらの2つが決定的に欠けているため、社会不適合者になったんだろうなぁと思っています。よく言われるようなコミュニケーション能力や論理的思考力、個々の仕事に必要とされる技術力などを越えて、実は最も重要なのはこの2点ではないかと思います。というか、この2つは当たり前すぎてあまり語られることもないのかもしれません。だからこそ敢えて書いておこうと思いました。

私は小さい頃から体力がないのと、お腹を壊しやすい(過敏性腸症候群)、嘔吐恐怖症、たまに不安やパニックになることもあるというような体質で、障害があるとか、入院するような病でもないけれども、日常生活は色々大変なこともあります。体力があっていろんな場所に行けたり、身体がタフで寝不足でも平気な人、お腹の調子がいつも良い人などが羨ましくて仕方がない日々を長く過ごしていました。「もし〇〇だったら、こういう仕事とかもできたかもしれないのに」といった、たられば構文でうじうじすることもよくありましたが、最近はようやくこういった自分を受け入れ始めてきて、こういう体質に生まれて、こういう人生になったのも必然かなぁと思ったりもしています。体力がなくひ弱なのは本当にコンプレックスで、自己肯定感も下がりまくりますし、そこを責められると本当に死にたくなるくらい辛かったです。この段落に共感してくださる方もいると思うのですが、同じような境遇の方がどういう暮らしをしていらっしゃるのかとても興味があります。同じ生きづらさを感じていることだろうと思うので。

もう一つの「上の言うことに従順であること」ですが、私も社会に出ていろんなことを知るようになって、支配層への対抗意識や反骨精神、度重なる理不尽への堪えがたさがどんどん増していき、ありとあらゆることを疑ってかかったりと、斜に構えて生きるようになってしまいました。会社や組織の理不尽な命令やルールに対し「はぁ?(怒)」と思ってしまうため、そのストレスで心身を壊しがちになります。世の中の人はよくいろんな理不尽に耐えられるな…と思っているのですが、理不尽を理不尽と感じることすらない人もいるのかもしれません。

支配層(企業・組織)は「健康で体力があり上の言うことに従順な人」を求めており、そういった人材を学校という「教育」機関で養成しているわけですね。理不尽が許される部活動がなくならないことも、体育会系の人が就活で重宝されるのも本当によくわかります。まぁそれでも最近は少し潮流が変わってきていて、コロナ禍での学校での「黙食」やその他行き過ぎたありえない感染対策などを見ていると、「健康で体力があり」の部分は少し違うのかなと思ったりもします。どんどん小さいうち、若いうちから病ませるようになってきているなぁと感じますね。こんなことを続けていると、そのうちまともに働ける健康で体力がある人材はいなくなるんじゃないかなと思うのですが、AI&ロボット化で働き口も減りそうですし、薬漬け&不妊化して製薬会社が儲かればそれで良いのかもしれません(ブラック)。

本当は上に書いたことがタイトルの「2選」なのではなく、「健康で体力があり上の言うことに従順な人」は1つめなのでした。実はもう1つ、別の観点で「社会で必要とされる能力」というのはあると思っていて、それが「あらゆる事象を疑い、人々に警鐘を鳴らす」アウトサイダー的な存在ですね。「能力」というよりは「存在」かもしれません。支配層が支配する多数派の社会よりも大きな視点での社会にとって必要とされる存在ということです。不服従で革命的な人々ですね。ワクチンに警鐘を鳴らす医師や、真実を暴こうとするジャーナリストなどがそういった方々の例になるかと思います。私自身は前者の方の社会からは落第してしまったけれども、後者的な生き方はまだ可能性があるかなと思っています(笑)。健康で体力があったら、前者的な社会に適応し続けて、今も大事なことに気づけないままだったかもしれません。敏感、繊細で辛いことの多い日々でしたが、後者的な生き方は可能だろうということで、自分を励ますためにこうして記事にしてみました(笑)。

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