見出し画像

東日本大震災 2日目 ~どれくらい元に戻ったのか

上の写真に見覚えはないだろうか?

そう、後々大問題へ発展する衝撃的な事件映像である。

2日目の大事件は表紙の通りで後々説明するが、生活はどのような形だったのか紹介したい。震災に遭遇した身としてありのまま説明し、今後の防災対策に役立てていただけたら嬉しい限りである。


震災2日目の一日

7:00 起床 少し眠気はあったものの、普段通り起きることにした。気分転換に読書。

8:30 朝食 幸い電気、ガスが復旧していた。だが、水はまだ復旧していない。温めた牛乳とデニッシュパン(下記参照)を頬張る。もちろん、家族とのコミュニケーションは大切に。

パン


9:30 家の片づけ 特に散乱が激しい2階部分を中心に、捨てるもの残すものを仕分け、余震に備えて高いところに設置しているものを一旦床に下ろす。海水魚や熱帯魚を飼育していたため、床一面が水溜まりになっており、生き物を飼育するとひと手間かかることを改めて伝えておきたい。

13:00 昼食 コンビニ弁当だったと思う。簡単に温めて食す。

~16:00 家族団らん 震災の状況確認、ライフラインに関する情報を集めながら、一休み。

16:00~ 水汲み ご近所さんの好意もあり、井戸水を分けていただいた。飲み水として利用はできないが、生活用水として必要な分いただいた。こんな時、人のありがたみを身にしみて感じた。豊かな心を持ちたいと強く想った。

19:00頃 夕食 冷蔵庫のあるものを中心に。そして、テレビ画面から今回の表紙である福島第一原発一号機の屋根が吹き飛ぶ様子を確認。政府は問題ないと言っていたものの、家族皆、放射線が漏れてまずいやつだ、口が揃ったのである。


21:00頃 入浴 井戸水ではあったが、水を温め、そのお湯で身体を洗う。一日ぶりで、鉄の匂いが強かったが文句を言っている場合ではない。洗い流せただけで幸せだった。

22:30 就寝 無駄なエネルギーの消費は控えるべきと判断したこと、震災当日の疲れが酷く残っていたため、早めに休むことにした。ストレスや疲労で体が弱りがちになるので休憩を普段以上に摂ることが大事と痛感。


街の様子

スーパー行列

スーパー 開店前から既に長蛇の列。並んでから買うことができるまで30分、1時間は平気でかかり、まるでディズニーランドのアトラクションに並ぶような光景だった。中はと言うと、生活必需品の棚はすっからかんで、あたりを見渡すとかごいっぱいに買い物をする人が多く見られた。
*写真は別のスーパーです


ガソリンスタンド行列

ガソリンスタンド 売り切れのスタンドが続出で、どこのスタンドが販売しているか皆血眼になって探していた。そう、販売中と掲げてあったスタンドには500m以上は続いていたであろう車の列が並んでいた。それだと知らずに左車線にいるといつまでも前に進めず身動きが取れなくなる、なんてこともあった。
*写真は別のガソリンスタンドです


これが震災当初の福島市の映像である。いかに凄まじいものか。
*激しい揺れや建物が壊れる映像がございます。地震にトラウマがある方はご注意ください


次回は地震を通して、身の回りと自身にどのような変化があったのか、
そして、今後どのように活かしたらよいのか自分の考えを書く予定だ。

最後まで読んでいただき感謝申し上げます。

もし気に入っていただけましたらどうぞ! より良い記事を書くための調査、研究に役立てます!