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自分の得意な勉強スタイルを知る その3 知覚を広げる

教師になって数年。
それまではひたすら教育の世界ばかりを見、教師の学級経営、授業技量に注力することが大事と思ってきた。
だから教育関係の書籍を読み漁り、教員サークルにも足を運んだ。
しかし、一定の時間学習をすすめると、
それだけではない世界が見てみたくなった。
そのときから、知覚を広げることを意識しはじめた。

例えば、教育・子育てという切り口であっても、
日本では現代の障害児・特別支援教育、さくらさくらんぼ保育、昔の寺子屋、松下村塾、適塾など
海外に目を向けて、シュターナー教育、モンテッソーリ教育、それ以外のオールタナティブ教育などと一通り学んだ。

そして、教育だけでなく、
子どもの身体のことや健康のことも大事だろうということで、
体のつくりや機能のこと、食養、マクロビオティック、アーユルヴェーダや中医学、アロマテラピーも広く。

次に人の構造のことも知りたかったので、
心理、脳、宗教、スピリチュアル、経済、経営、福祉などの分野もいろいろと学んでみた。

最近では農ある生活にまつわるあれこれが気になって、
農業を中心に動植物、土壌、民俗、民族、文化人類学から物理、法律などとうっすら研究している。

1つの学問、1つの分野に注力して習得するというよりも、習得はある程度でとどめておいて、
広く学びながらどういったものが自分に残り、どう自分の中で花開くのかということを楽しんでいる感じだ。

ここまでで、ぼんやりと感じていることが、自分なりの勉強の流れがあるということだ。

まずは、目の前に何かの現象がある。
それに対してかかわる。
かかわると同時に人との出会いがあって、本質的な何かに触れる。
より知りたくなってその人がすすめてくれた本などの文章を読む。
気に入ればその本を書いた著者の本をすべて読む。
時間が許す限り、その本の著者が調べた参考文献をすべて読む。

そして、参考文献の中のその学問の流れの源流に当たるものを見つけて、
その源流の本を書いた著者の本をすべて読む。

そして、そこで得た情報を自分の中に入れてみて、実践できるものを実践して現実を運ぶ。

そして、ある程度一つの分野を習得したら、その分野を飛び出て、
別の分野の追及を始めるというところまでがワンセット。
これが1年で終わる分野もあれば、数年続く分野もある感じ。

この一連の勉強の流れの中の習得方法が「勝ちパターン」になって、定着しているので、別の分野に進出したときの習得効率を上げている感じる。


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