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ウノスタのカウントダウンであることに気がついた(迂闊シリーズ)

友だちにメッセージ書いてて、ああそうだと思った。
ウノスタ(釜石鵜住居復興スタジアム)でのカウントダウンだ。
去年の年越しはウノスタだった。

去年一昨年とたくさん集まってきた(らしい)カウントダウンは、
関係者5人ぐらいで、人数的には寂しいものだったけれど、
雪が積もったグラウンドに仕掛けたイルミネーションや
スタンドの屋根を利用したカウントダウン映像、
プレゼントのTシャツなどもろもろ準備万端整っていた。

実際、年が明けてからちらほらと何組か親子連れなどがやってきてくれ、
銘酒浜千鳥の酒粕と仙人秘水でつくった甘酒で身体を温めながら、
イルミネーションを見て、あいさつをちょこちょこ交わして、
笑顔でお家に帰っていく。

どうせ無観客ゲームだからといって準備を適当にしていたら、
わざわざスタジアムに来てくれたファンも、
笑顔でお家に帰っていくことはなかった。

2020年は、ワールドカップ1周年だった。
オープニング1周年、釜石でのフィジーvsウルグアイ戦1周年、
釜石でできなかったカナダvsナミビア1戦1周年、
横浜でのファイナルゲーム1周年。
釜石ではすべてイベント化してきた。

2021年は、ワールドカップ2周年であり、
2023年フランス大会まであと2年であるので、
釜石ではきっと、イベントをきっちりやっていくだろう。

ラグビーに対する愛情、といえばカンタンだけど、
その愛情をたやそうとしないfor allへの努力はどろくさく、
でもfor allがなければ、ラグビーの街ではなくなる。
ファンといっしょに、がなければ、ラグビーの街ではなくなる。

ウノスタのカウントダウンは、for all であり、ファンベースだったことに気がついた。