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リーダーシップ・キャパシティが問題

TP(Teaching Portfolio)の研修会がzoomであった。

自分が何をやってきたんだろか(責務)
どんな考え方で?(理念)
どういうやり方で?(方法)
で?(成果)
そのさきの目標は?(目標)

ってことを振り返るのがTP。

大隈塾をやってて、
自分の理念についてよく考える。
リーダーをつくっていくことなんだけど、

日本や世界をになっていく、

とか、

日本や世界を変える、

とかが、つくっていく「リーダー」の前につくんだけど、
なんかしっくりこない。
しっくりこないまま、ここまで来てた。

最近はまった本に『採用基準』(伊賀泰代 ダイヤモンド社)があって、
そこにこう書いてある。

リーダーシップに関して明確にしておきたいのは、
日本に不足しているのは
「リーダーシップ・キャパシティ」
だということです。
これは、
「日本全体でのリーダーシップの総量」
を意味します。
(改行はわたし)

リーダーの総量ではなく、
リーダーシップの総量。
リーダーが何人、どんだけいるか、ではなく。

つまり、日本の問題は
カリスマリーダーの不在ではなく、
リーダーシップを発揮できる人数の少なさ、
にあります。
(同)

リーダーとリーダーシップをきちんと分けて考えると、
リーダーにはリーダーシップが必要だけど、
リーダーシップを持った人が必ずしもリーダーでなくてもいい。
リーダーシップを持った人が、フォロワーでもいいわけ。
リーダーシップを持った人が、メンバーでもいいわけ。
リーダーシップを持った人が、パパでもママでもいいわけよ。

ということで、TPでのわたしの理念は。

リーダーシップを持った人の数を増やす、
その結果、日本のリーダーシップ・キャパシティを増やす。

ということになりました。