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大学の先生たちもあんがい、オンライン授業のほうがいいや、って思っているらしいけどね、イヤだっていう理由はそれかよ、って

早稲田大学ではEdu Lunchというのをやってて、
先生たちがオンラインでぞろぞろ集まって、
オンライン授業をどうやって充実させるか、
意見交換したりしてる。

昨日は、
「オンライン授業アンケートから考える早稲田の『いま』と『これから』 教員編」
だった。
60人以上の参加者があったので、
けっこうみなさん、オンライン授業どうしよう、
ほかの授業はどうやってんの?
みたいに思ってるんだろう。

主催は、CTLT(Center for Teaching, Learning and Technology)で、
CTLTが全学部の教員に対してアンケートを実施、
4,445名の教員対象者中2,120名(47.7%)が回答。
これを話題に30分、zoomでのランチ会だった(ランチ食べてないけど)。

回答した2,120名のうちの1,745名(82.3%)が、
「これまでオンライン授業を実施したことはなかった」
と。

82.3%、5人中4人がオンライン授業やったとこなかったのに、
よーいどんで始めてしまった。

やり方はオンデマンド(録画)なのか、ライブ配信なのか。
オンデマンドが多かったのは、講義科目と実習/実験/実技科目。
ライブ配信が多かったのは、外国語科目、演習/ゼミ、研究指導科目。

リアルな対面授業とオンライン授業のどっちに有効性を感じていたのかは、
「対面」vs「どちらともいえない」「オンライン授業がいい」
とすると、
外国語科目(45.4% vs 40.6% 11.6&)と
講義科目(30.3% vs 46.4% 17.0%)は、オンライン派。

演習/ゼミ科目(49.4% vs 37.8% 8.0%)と
実習/実験/実技科目は(73.1% vs 20.1% 3.4%)は、対面授業派。

これらはある程度予想通りなんだけど、
今後もオンライン授業つかうかどうかは、
フルオンライン型授業(オンラインで完結する授業)685
ブレンド型授業(対面授業との組み合わせ)962
と、肯定的な回答が1647回答(複数回答)。

オンライン授業を担当したくない、というのは
269(12.7%)。

アンケート結果は速報値も含まれているので、
正式にはオープンにされてない。
わからない部分も多いが、オンライン授業を拒む理由は
「準備に時間がかかる」
「ほかの先生方と雑談ができない」
「不安」
などがあるらしい。

先生も学生たちと同じだな。
にんげんだもの、か。