好奇心、持続力、柔軟性、楽観、冒険性
昨日は大隈塾。講師は佐藤大介さん。
佐藤さんは大学を卒業して三井物産に就職。
同期トップでニューヨーク駐在するも、
なんか辛いから医者に診てもらったら発達障害だとわかり、
星野リゾートにアルバイトとして転職。
やがて社員として青森の小牧グランドホテルの立て直しを任されるのが30歳のとき。
「青森屋」として見事に再生して、つぎは北海道のトマムリゾート。
ここの総支配人になったのが35歳のとき。
枯れ果てたホテルをリゾートホテルとして雲の上の存在に押し上げた。
いまはまた転職して、沖縄で「ジャングリア」をつくっている。
およそ1300人を雇用する。
半分は県内、半分は県外の人。
県内650人の内訳はわからないけど、
ジャングリアがある今帰仁村、近隣の本部町、名護市からどんだけの人を雇用したんだろう。
県外650人の内訳はわからないけど、
それだけの人が近くの街に移住してくることになる。
もし釜石にこんなことが起こったら……。
夢みたいなことを考えるのはムダかもしれないが、
夢を描かないことには夢は現実にならない。
まったく同じことは起こらないかもしれないが、
まったく別なことで大きな夢が実現する可能性はある。
それはプランド・ハップンスタンス理論によると、
「計画された偶然性」という意味で、
予期せぬ出来事がキャリアをつくっていく。
でもぼーっとしててもそうなるか、というとそうではなく、
こんな要素が必要。
好奇心:新しいことを試す意欲や興味を持つ
持続力:あきらめない
柔軟性:予期せぬ出来事にも適応する
楽観主義:なんとかなる
冒険性:リスクを取る
1300人の雇用に向けて、
釜石では何をどう準備していくか。
大きなテーマパークはできないかもしれないけど、
街全体をテーマパークにした「オープンフィールド・ミュージアム」は現在進行形。
なんだ、そうか。
ないものねだりじゃなくて、あるもの探しだった。