見出し画像

いま着ているその服は「わたしはこんな人」メッセージだしていますよ〜

洋服を買うとき、なにを基準にしているだろうか。

デザインか、ブランドか。
なんでもいい、なのか。

昨日の社会人の大隈塾は、
パーソナルスタイリストの政近準子さんがゲスト講師だった。
(社会人の大隈塾=「リーダーシップ・チャレンジ」)
(学生の大隈塾=「たくましい知性を鍛える」)

政近さんは企業で講演や研修をするときに、
なんでファッションの講演を? と担当者に尋ねると、
「うちの会社は堅くて……(ダークスーツです)」
とか
「うちの会社は古い体質で……(ダークスーツです)」
とか、逆に
「うちはスタートアップですから……(ラフです)」
とか。
政近さんは、その担当者に、
「じゃあ、あなたは?(どんな基準で服装を選んでるの?)」
と問い返すと、担当者はきまって絶句するという。

「素」の自分であり、他人との違いである自分の「持ち味」であったり、
それを表現するのが、服装。

服にはメッセージが込められている、と、見る人はそう見る。
「洋」の人が和服を着ている姿を「和」の人が見ると、
「ああ……(ザンネン)」と思うように、
「和」の人が洋服を着ている姿を「洋」の人が見ると、
「ああ……(ザンネン)」と思うらしい。

たとえばそのザンネンな人が、会社で立場ある人だった場合、
その会社も「ザンネンな会社」と見做される恐れがある。

「無難は災難」
と政近さんはいう。

企業が自分たちの価値をメッセージとして発信する、
デザイン経営の時代である。
気づかないうちに、間違ったメッセージを発していないか。

大隈塾のバリューは「明るく、楽しく、役に立つ」。
わたしのファッションは、それを実現しているか……。
(もちろん)