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行きたくなるような街のイメージをつくろうプロジェクト

図書館で仕事した帰り、ふらっと大学校に寄ってみた。
釜石市国際外語大学校

職員と学生さんたちが先日の「かまいし未来づくりプロジェクト」に参加すると市役所ヒアリングで知ったので、どうだったか感想を聞いてみようかと思って。

職員と先生と学生たちとおしゃべりするうちに、
釜石って、
いろいろおもしろいイベントがあって、
いろいろおもしろい人がいて、
いろいろおもしろいお店があるのに、
なんだか情報が届かないよね、

という話になった。

「イベントやりました!」
という情報はSNSから聞こえてくるのに、
「これこれこういうイベントやります!」
という情報の一覧表がない(かも)。

大きいイベントから小さいイベント、
小学校の運動会とかちょっとしたお祭りまで情報のストックがあって、
それをさらにSNSで発信するフローの情報が欲しい。
よその街に住む人たちにそうした情報が届いてなければ、
釜石に旅行に行こうとは思わなそうだよね、
と。

だからいったん情報発信しているお店とか団体とか、
情報の棚卸しをしてみて、
行きたくなるような街のイメージをつくるプロジェクトを立ち上げましょう、ここは観光の学校だから、
ということになった。

まさしく、シティプロモーション。
今年度から、市役所の「オープンシティ推進室」が
「シティプロモーション室」に組織替えされたばかりだ。

さらに。
いま釜石は「周遊型」の観光になっている。
たとえば観光列車「ひなび」で盛岡から釜石に来て、
しゅしゅっと街なか見たり歩いたりしながら、
漁船に乗ったり体験型の観光をして、
大船渡や宮古に行って宿泊する。

これを「宿泊型」の観光にするためには、
・朝のコンテンツ
・昼のコンテンツ
・夜のコンテンツ
の3つが揃ってないといけない。

と教えてもらった。

なるほど~。
じゃあ、それぞれのコンテンツになる可能性はたとえば、
・朝のコンテンツ=魚屋さんの月イチ朝市 釜石ラーメンの朝ラー
・昼のコンテンツ=オープンフィールド・ミュージアム
・夜のコンテンツ=特徴ある飲食店での食事や飲み会

定期的なイベントとして盛岡の「よ市」が釜石でもできないかな、
ということで、
・青葉通りで屋台を並べて「よ市」みたいにする
・うのスタでのフードコーナーは可能性大
・仲見世でやる「えんむすびマルシェ」はまさに「よ市」的

というアイディアが出た。
そしてそれを、どういうツールで、誰をターゲットに発信していくか。

観光の学校でのおしゃべりは楽しいだけじゃなく、
アイディアがたくさんでてくるおしゃべりだった。