見出し画像

「私たちが変わる」環境対策

昨日、議員全員協議会、があった。

市議会議員は全員出席せよ、と。
協議する議案は、
・国民健康保険税の税率改正の見送り
・釜石市環境基本計画(案)
である、と。

本会議場には市長、副市長、役所の部長全員と、
担当の市民課長、税務課長、生活環境課長と、
それぞれの課長補佐、生活環境課は主幹も来ていた。
あと、教育長と教育部長とか。

傍聴もOKだし、ケーブルテレビで配信されるし、
やるよ、っていうお知らせもされていたので、
情報公開はきちんとされていた。
(やるよ、っていうお知らせが届いているかどうか、は、調べないとわからないかも)

釜石市の一人あたりの保険給付額は岩手県でのトップで、
440,461円。
2番目の田野畑村が420,811円なので、
わりとぶっちぎりの一番。

とりあえず去年は税収と給付とのバランスが黒字だったので、
国民健康保険税の税率は変えないけれども、
先行きの厳しさも変わりませんよ、と。

この保険料の協議が行政からの説明でシャンシャンで終わったので、
つぎの環境基本計画もシャンシャンだろう、
と思っていたら、そうじゃなかった。

生活環境課長の説明が終わったら、
議員席からすっと手が挙がる。
<質問は3問まで>という取り決めがあるから3つで終わったら、
また次の手が挙がる。

事前に渡されていた100ページを超える資料には、
ポストイットがばんばん貼ってある。
質問原稿も用意してある。

結局、予定時間を大幅に超えて終了した。

釜石市環境基本計画の「目指すべき将来像」は、

豊かな自然を活かし「人・水・緑の環」をつなぐまち
〜私たちが変わる、守る かまいしの未来〜

生活環境課長は「〜」のサブタイトルを強調していた。

「私たちが変わる」つまり、
市民のみなさん自分ごとですよ、

と。

たしかに環境問題は自分ごと化しないと、
なかなか前に進まないだけではなく、
理解もされない。

市民のみなさんが自分ごと化する前に、
行政と議会も自分ごと化しないとね、
ということだろう。

もちろん、行政から議会にそんな注文をすることはなく、
議会も議会で自分ごと化しないといけないわけで。

この記事が参加している募集

#SDGsへの向き合い方

14,798件