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「なんとかしろ!」といってきたのはわたしたち

今日の大隈塾は、みんなよく知ってるサークルの
幹事長さんたちに集まってもらって(オンラインで)、
「いまのサークル活動、どんな感じ?」
「新歓がなくなって、どう広報してる?」
「ワセダらしさ、とは?」
「アフターコロナ、ワセダを盛り上げるためには?」
を話し合う。

要は、ワセダを盛り上げるためには? だ。

「どうせ変わらないよ」
という気持ちが、今までは支配的だった。
というより、それが前提でもあった。

「誰かがやってくれるよ」
という他人ごとなのが、今までは当たり前だった。
というより、自分の役割じゃないと思っていた。

でも、どうやら変えることができそうだ。
そういうチャンスだ、というのがわかった。
いま、知恵を出して行動すれば、
自分たちで早稲田大学を変えられそうだ。

実際に、こうして大隈塾は自分たちで考え、
自分たちで動いている。

新学期が正式にスタートすれば、
その「知恵」には、
学問の分野がもっともっと入ってくる。
「行動する」には、
オンラインで、オフラインで、
サークル活動だったり、プロジェクト活動だったりもするだろう。

みんな一人ひとりが、知恵と力を持ち寄って、
早稲田大学という、自分たちの社会を担っていこう。

そして、もう少し広く考えてみる。
自分たちが住んでいる社会、地元、東京、日本。

基本的に、スルーしてきた。
困ったときだけ「なんとかしろ!」といってきた。

いままさに、その「なんとかしろ!」といっているときだろう。

早稲田大学の中で、早稲田大学を知恵と力を使って担うことができたら、
社会の中でも、知恵と力を集めて、担っていくことができる。

そのとき、パブリックな課題がある。
ひとつは、働き方だ。
いま、ホワイトカラー的な仕事は、ほとんどオンラインでできている。
これにAIが加わる。

働き方を変えると、パブリックな課題に対応できる。
ライフスタイル、だ。
東京に住むのか、東京で働くのか。
千葉、神奈川、埼玉、では働かないのか。
日本中に、アジアに、アメリカに、
中東に、ヨーロッパに、アフリカに、
住んで働くことはできないのか。
住まなくても働くことはできないのか。

大きな会社に入るのか、小さな会社を起こすのか。

パブリックなことを変えれば、プライベートも変えられる。
家族の役割も変わってきた。
教育だって変わってきた。

それは実際に、実感してきた。

そして、大事なことがある、
もっと大きなパブリックなこと、
いままでスルーしてきた、
税金と行政と政治のことだ。

「なんとかしろ!」といってきた。
わたしたちの税金は、何に使われているのか。
病院を少なくしてきたのはなぜか、
保育所が増えないのはなぜか。

ボスはいるけど、リーダーがいない。
ボスの下に、リーダーシップをもった人がいない。

大隈塾は、一人ひとりがリーダーシップを身につけるところ。
リーダーシップをもった人がたくさんいる社会、
リーダーシップをもった人があまりいない社会。

「なんとかしろ!」という社会は、
どっちの社会なのか。

「なんとかしろ!」から、
「こんなふうにしよう」

今日の大隈塾は、
そういうことを考えて、行動するきっかけにしよう。