見出し画像

幸せのあとは覚えてない

覚えてないんだよなあ……。

昨日はラグビーな1日だった。
12:05キックオフで、釜石シーウェイブスとリコーブラックラムズ。
釜石市から招待券をいただいたけど、
バックスタンドのシーウェイブス応援団の席に。
肌寒い日だったので、陽のあたるバックスタンドはほどよい暖かさ。

前半終了間際にトライとゴールを決めて、7-36。
いい終わり方だと思ったらそのまま、
後半もけっこういい戦い方をして、
相手を1トライに抑え、
スクラムトライを決めて19-43でノーサイド。

終わりよければすべてよしで、
ダブルスコアなのに勝ったような雰囲気のバックスタンドだった。

トライを取ったあとは富来旗(大漁旗)

そして夜はラグビーワールドカップの日本vsアルゼンチン。
TETTO(市民ホール)とその前の広場でパブリックビュー。
20:00キックオフなのに、17:00ごろからちらほら人が集まり始め、
19:00には受付に長蛇の列。

オープンスペースだから「満員」にはならないんだけど、
「満員」的な混み合い具合で、
用意していたイスでは足りなくて、
近くの施設からたくさんイスを借りてきた。

ナイスなタックル、ナイスなランのたびに大声援。
日本がトライを取ったときはそれはもう大騒ぎ、
あっちこっちでハイタッチ。
地元のおじさんが
「ワールドカップのときは毎日こんなだったなあ」
と。
いまワールドカップなんだけど、と突っ込みたくなったが、
2019年の日本大会のときはすべての試合をパブリックビュー。
そんな酔狂なことををするのは日本全国で釜石だけだったが、
これが毎日(実際には数日おき)なら、楽しいけど身体がもたん。
だけど、釜石では実際に毎日やってたんだ、えらいなあ。

これでまだ試合前

日本とアルゼンチンの試合は、
イングランドとの試合がそうだったように、
「もしかして勝てるかも」
「歴史が動く瞬間に立ち会えるかも」
とわくわくしていた。

今年いちばん、はしゃいでいた。
選挙で当選したときよりも、騒いで踊っていた。
楽しかった。
幸せだった。

結局最後は力尽きて27-39だった。
わたしはボランティアスタッフとして参加していて、
後片付けをしなければいけなかった。
しなければいけなかった、というか、
実際に後片付けをしたんだろうけど、
記憶にない、覚えていない。

試合中のビールで酔ってはいたけど、
記憶がなくなるほどは飲んでいない。

なんだったんだろう。
ホントに覚えていない。
ひとりでとぼとぼ歩いて帰ってきたのはうっすら覚えている。
どこの飲み屋にも寄りたくないと思って歩いていたのもうっすら覚えている。
帰ってきてから恒例の一人2次会もやっていない。
飲む気にならなかったのははっきりと覚えている。

こんなこともあるんだ。
(後片付けを手伝わずに帰ったのかも……)

記念写真ブースも盛況
アマチュアワールドカップの日本(釜石)vsアルゼンチンの試合もアーカイブで
翌朝は兵どもが夢の跡