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朝からどよ〜ん。口角上げていこうぜ

東京の朝、通勤時間に駅に向かう。
ひさりぶりだとギョッとする。

みんな顔つきが険しい。
なんか怒っているみたい。
みんな焦ってるみたい。
なんか憂えてるみたい。

笑ってる顔はほとんどない。

自転車に乗って子どもを保育園に送り届けるお父さん、お母さん。
その顔は子どもに見せる顔じゃない。

オトナがつまんなそうな顔をするから、
子どもたちは「オトナになりたくない」という気持ちが強くなる。
オトナになるってのはつまらないことだ、と。
それってオトナの責任だよ、と。

とはいえ、自分が子どもたちをバスや電車で幼稚園に連れて行っていたときのことを思い出せば、自分も確かに笑っていなかった。
若いときは、朝からにこやかに、とか、
口角上げていこう、とか、思ってなかったはず。

そんな余裕なかったし、
社会に対して責任がある、なんて考えてもいなかった。

もとのかみさんの選挙の手伝いに、東京に来ている。
街頭演説の場所で、通っていく人一人ひとりに手渡そうとしているチラシには、
「7つの約束」が書いてある。

01 現役世代の手取りを増やす【本物の少子化対策】
02 あなたの安心大作戦【頼れる保育・教育・介護・医療へ】
03 もっと多様で生きやすく【あなたの人生の選択を大切にする】
04 本物の行財政改革【徹底見直しで、ガラス張りの都政に】
05 本物の東京大改革【古い聖史から、新しい政治へ】
06 東京全体をもっと良くする【未来への責任/住みよい多摩へ】
07 良い政策は発展させる【行政の継続性も大切に】

(04:0=零、4=フォー で「れんほう」には自分が一番得意な行財政改革になっている、ってことかな。それとも2004年に初当選だから04に力入れてるのかな)

それはそれとして。
「未来への責任」がある。
おお! っと思っった。
釜石でよく使う、総合計画(第6次)でも掲げている、
災害からの復興、人口減少を乗り越え、
子どもたちの世代にきちんとしたふるさとをつくっていく。
それが釜石のオトナたちの「未来への責任」だ、と。

朝から笑顔でいられるように、
ゆとりのある暮らしができる社会に。

オトナたちは、そうした未来への責任がある。
東京も、釜石も。

だから今日も明日も明後日も、
いまからでも、口角を上げていこう。