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個人の力からの時代

【大隈塾ゼミ生に向けてのメッセージ】

総長から
「早稲田大学の学生・教職員のみなさんへ」
として、緊急事態宣言が発出されても、
「(去年の)11月23日以降に行ってきた対面とオンラインを併用する授業の形をそのまま継続していきます」
というメッセージが届きました。

ので、大隈塾ゼミは予定通り、対面とオンラインのミックス型で実施します。
改めて注意事項として、
・入室時の手の消毒
・マスク着用
は上げるまでもないくらい自然な行為となってきたと思います。

けれども、教室に来ているゼミ生は、
・必ず個別のパソコンかスマホかタブレットでオンラインに入る
ことで、対面とオンラインでの学生間の感覚の開きをなくすように努めましょう。
個別にログインすることで、
・となりのゼミ生とは間隔を開けて
ください。パソコンの共用はやめましょう。

質問などで発言するときも、着席したままで。
立ち上がると、パソコンのカメラがあなたの顔を写せなくなります。
TAのカメラでフォローはしますが、
オンラインの学生に配慮しましょう。

インターンやアルバイトをしながら、でもかまいませんが、
ゼミの時間はこれまで通り、ちゃんと休憩時間をもらいましょう。
カフェからログインでもいいですけど、
となりによくしゃべる人たちが座ったら、
自分で席を替わる勇気を持ちましょう。
満席のカフェには入らない、満席になったら出る、
という勇気はいうまでもありません。

なるべく家を出るときに、検温をしましょう。
大学キャンパスでの検温には限界があります。
キャンパス内で検温してやや高熱だとしても、
「せっかく来たから」教室に入って受講することになります。
なるべく家を出るときに検温してください。

総長からのメッセージに戻ると、

今年度、早稲田大学は、新型コロナウイルス感染の拡大を防ぐよう細心の注意を払ってきました。そのため学生の多くは、キャンパスに来て、学ぶことのできない日々が続きました。とりわけ昨年4月と9月に入学した1年生の皆さんには、つらい思いをさせました。

同感です。
こうした対面授業が継続できるように、
みなさん一人ひとりが気をつけましょう。
みなさん一人ひとりが当事者です。

新コロナの時代は、個人の時代です。
時間は共有できますが、空間は共有しにくくなります。
グループによる研鑽が大前提のスポーツはつらいですが、
それでも個人でスキルをアップデートして、
そのうえで短時間だけでもグループやチームでワークすれば、
そのチームやグループの力が上がりますし、
自分の力もさらに上がります。

そうした、個人→グループ→個人のループで、
たくましい知性を鍛えましょう。
しなやかな感性を育みましょう。