朝のあいさつはなぜ大事なのか
朝6時からの「経営者モーニングセミナー」に参加してきた。
北上市で鍼灸整体業を営んでる講師は、
「あいさつが大事」
と。
いろんな悩みを抱えていたとき、
奥さんに朝、
「◯◯さん、おはようございます」
と朝のあいさつを始めた。
奥さんも「おはよう」といわれたら「おはよう」といい返す。
最初は照れくさかったけど、
やがてそれが日常になると、
それまで仲が良くなかった高校生の娘からも
「パパ、おはようございます」
が始まり、家族仲が良くなって、
仕事も生活もうまくいくようになった。
という、この手の話はあまり好きじゃないんだけど、
組織開発的には、朝のあいさつからコミュニケーションが始まり、
コミュニケーションが活発になればメンバー間の関係性が良くなって、
成果が上がっていく、ということになる。
ので、あながち「へ〜」な話ではない。
「組織の活性化は、コミュニケーションの総量に比例する」
というテーゼが大隈塾にはある。
という話を、臨床心理士の友だちにしたら、
実はそれは科学でも証明されているらしい。
とくに、「◯◯さん」と名指しであいさつすることによって、
相手に対するリスペクト(尊敬)を示すことになる。
「◯◯さん」と呼ばれた方は、特別感、大切にされてる感が持てて、
気持ちがいい。
「◯◯さん」と呼んでるのを見た第三者は、
そのリスペクトを感じて、呼んでいる人に対するリスペクトが生まれる。
心理学の世界では、そういうことらしい。
なので、
「◯◯さん、おはようございます」
朝のあいさつはとても大切だと改めて思った朝だった。