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幸せはコントロールできる(幸せの4因子)

幸せについて、ちょっとした勉強会をした。

事前にYoutubeで幸福学についてのTEDを見て、
時間を決めてzoomに集まって、
話題(問い)を4つ、自分たちで決めて、
ブレイクアウトルームに移動して、
最多4人で15分、対話する。

問いは、

①ありのままの自分を受け入れるには
②自分の周りをどんなふうに幸せにするか
③日本人の幸福度が低い理由
④幸せを継続していく先にあるものは

だった。

こういう問いが立てられたのは、
TEDのコンテンツ、慶應義塾大学の前野隆司教授の、
「Well-Being 〜幸せの4因子〜」
を事前に学んだから。

前野先生は、幸せの4因子とは、
(1)やってみよう(と思うこと。成長を引き起こす)
(2)ありがとう(感謝すること。利他性を身につけ、友だちの数が増え、コミュニティが広がり活性化する)
(3)なんとかなる(楽観的になる。リスクテイクしやすくなる)
(4)ありのまま(の自分を受け入れる。他人と比較しなくなる)
であるとし、

「幸せはコントロールできる」

という研究結果を導き出した。

幸せをHappinessではなく、
Well-Beingという言葉を置いてとらえる。
Well-Beingには、「健康」「幸せ」「福祉」の意味があり、
健康=身体に良い
幸せ=心に良い
福祉=社会に良い

ということにもなる。

つまり、おカネやポストや名誉によって
心が満たされた状態=幸せ、ではなく、
健康で、心が満たされ、不満の少ないコミュニティに暮らす、
のが幸せである、ということ。
そうなるために、
(1)やってみよう
(2)ありがとう
(3)なんとかなる
(4)ありのまま
の4因子を意識して生活し、仕事をする。

そうすると、創造性は3倍、生産性は1.3倍にも上がるらしい。
これは会社や学校が取り入れるべきではないか、幸福学。

この勉強会は、社会人の大隈塾で実施した。
4月の第1回で、丸井グループの青井浩社長の
「富について」
という講義を受けて学んだ。

そのときの対話・質疑応答で、受講生の一人が、
「そういえば、前野隆司先生の幸福学をかじったことがある」
というコメントをした。
そこから、じゃあやってみようじゃないですか、
という、4因子の(1)を実行してみました、ってことで。

幸せの4因子、そのまんま、
学部の大隈塾でやってたことだった。