「おもちゃ図書館」って楽しい

おもちゃ図書館を見学してきた。

おもちゃ図書館は、

「障害のある子どもたちにおもちゃの素晴らしさと遊びの楽しさを」との願いから始まったボランティア活動です。

「ごぞんじですか おもちゃ図書館」パンフレットより

「おもちゃ図書館(トイライブラリー)」は親子で、またボランティアと一緒に、たくさんのおもちゃの中から好きなものを選んで自由に遊ぶことができ、家でも遊べるように貸し出しをするところです。
おもちゃ図書館がスタートした当時(1983年ごろ)は、障害のある子どもとその兄弟姉妹のための活動でしたが、現在は障害のある子もない子もともに遊び、交流し、育ちあう場となっています。

「釜石のおもちゃ図書館 プラスワン」ホームページより

おもちゃ図書館は全国にあって、
公共施設を使ってひと月に何回か開催されるイベントタイプが多く、
岩手県沿岸地域では釜石が初めて。

運営するのはNPO法人Plus One Happinessで、
理事長の横沢友樹さんは岩手県立大船渡病院のお医者さんで、
救急救命センターのセンター長。

ご自身も障害のあるお子さんを育てていて、
「岩手では同じ体験や悩みを共有できる場が少ないんです。
それなら自分たちでつくっちゃおう、ということで始めました」

と。

子どものためでもあるけど、
「親のためでもあります。
家族どうしがつながれる場所をつくって、
情報をシェアしあえるようにしたいです」

ということで、
昨日が第1回目の「おもちゃ図書館」だった。

おもちゃ図書館には、寄付されたおもちゃがたくさんある。
利用者のササキさんは、娘さんふたり、家族で参加。
妹さんには障害がある。

「けど、お姉ちゃんもどんなおもちゃに興味があるのか、
組み立てるのが好きなのか、ゲーム性があるのが好きなのか。
おもちゃ買ってから
『あ〜、合わない、遊んでくれない』
ってあるじゃないですか(笑)。
ここにくると、子どもの好きなものがわかるからいいですよね」

という使い方をさっそく楽しんでいた。

ぬいぐるみもたくさんある
このすべり台はうちの子たちも使ってた
寄付されたおもちゃがいっぱい

横沢さんは釜石高校の出身で、
ボランティアスタッフは彼の同級生や職場の同僚たち。

このおもちゃ図書館が釜石高校ともつながるといいかも、
と思った。

横沢さんのポータブルなピザ焼き窯でピザ焼いて食べることも