朝ごはん

ゼミも始まった。

10人が集まったが、一次登録では4人!
衝撃が走った。
前の週金曜日にスタートした大隈塾講義で宣伝して、
ようやく10人。
うち、女子7人。

原因はわかっている。
大隈塾ゼミにいて、得られる成果がわからないからだ。
それと、ゼミの存在を講義履修生すら知らない、から。

そこで、ゼミを「言語化」してみた。
大隈塾ゼミは何をするゼミなのか。

大隈塾「たくましい知性を鍛える」は、
ゲスト講師からの講義→小グループでのダイアログ→質疑応答。
そしてゲスト講師からの学びをもとに、
「到達目標」に達するためのグループワーク。

これを90分+90分で。

春夏秋冬学期末ごとに、何を学んだか、
「たくましい知性」とはどんなものか、
プレゼンテーションする。

さらに、学んだこと、興味が湧いたことをヒントに
プロジェクトを立ち上げて実施する。
何年か続いているトラディショナルなプロジェクト、
企業とコラボするプロジェクト、
スタディツアーのプロジェクト、
一回のイベント的なプロジェクト。

プロジェクトを実施したら、
「楽しかったね」で終わらせず、
何を学んだか、気付きは何か、
きちんと言語化する。

これが講義「たくましい知性を鍛える」大隈塾。

「ゼミはこの延長線上」、
というのがこれまでの説明。
「やることは、自分のプロジェクトのプレゼン」、
というのがこれまでの説明。

プロジェクトは、サークルやインターン、アルバイトでもいい。
旅行に行ってきた、でもいい。
15分程度のプレゼンテーションと、
それに対するゼミ生からのフィードバックで、
自分のフィードバック力を高め、
他人のリーダーシップを鍛えていく。

これでちゃんと説明できていると思っていたが、
説明がセクシーじゃないし、
宣伝が行き届いていなかった。

ゼミは「言語化」の仕上げ。
体験をインテリジェンスにする。
それを表現する力をつける。
プレゼンテーションは50%の出来でもかまわない。
そのプレゼンをフィードバックすることによって、
自分の行動、心の動き、他人への影響、他人からの影響、
社会と自分とのつながり。
そこから得られた気づき、たくましい知性としなやかな感性。

言語化のトレーニングのためにも、
表現者をゲスト講師に迎える。
ライター、ブロガー、インプロ(即興劇)指導者、ジャーナリスト。

これに、playfulという要素を入れていきたい。