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場数を踏めとのお達し。

前回参加したお見合いパーティは成功か否か。
結果的には惨敗。カップリングした院生くんとはラインはしていたものの会うこともなく終了した。
いやでも初参加でカップリングしたし、これイケるんじゃない?と謎の追い風を感じていた私は、早速2度目の参加を決めた。前回と同じところのパーティだが、今回は年齢を『30代40代向け』にしてみた。単純に年上が好みだったから。

いざ会場に着いてみると、女性も男性も年相応に落ち着いた雰囲気で、前回より居心地が良かった。
今回もお見合い形式にしたのだが、同じように数名の男性と話していくうちにあることに気づいた。

こんなに2分って長かったっけ。

初めまして〜とプロフィールを交換して、どちらからともなく仕事や趣味を話題に話を広げるのだが、一向に自分から何も話してこない人がちらほらいる。
にこやかに挨拶をするものの、その後全く話しかけてこないのでこちらから話題を振るものの、相槌は打ってくれるが続かない。
私に興味がなくても全員と話す場なんだし少しくらいさぁ…と思ったが、それが3人に1人くらいいる。
人見知りや性格は仕方ないとはいえ、婚活しに来てるんですよね…?

フリートーク時間の前に『もう一度話したい人』の番号を何人か書いて運営に渡しているため、『自分ともう一度話したい人』の番号を教えてもらえるのだが、もらった番号はさっき何も話してくれなかった人が数名いた。話したいも何も話しかけてすらこなかったんだよなぁ…
前回も書いたが、この時間に再度話せるのは3人。
1人は30代の男性で、座りたい女性の所に座れず仕方なく…といった感じだったが、それでも『さっきあの映画の話しましたよね!』と楽しく趣味の話で少し盛り上がった。
あとの2人は優しそうだし職業も真面目そうな40代半ばの男性。最初よりにこやかではあるものの、やっぱり2人とも自分からは話題を振ってこない。さっきより持ち時間が長い分、より気まずさが増して愛想笑いに顔の筋肉が悲鳴を上げ始めていた。

今回はこの人と仲良くなりたい、と思える人がどうしてもいなくて、最終印象カードをまさかの白紙で出した。何しに来てるんだお金も払ってるのに、とも思われるかもしれないが、前回のように適当にカップリングするのも嫌だった。
めでたくカップリング後に連絡先を交換する人達を見ると、ああ私も前回はああだったのになと少し後悔したが、とりあえずその日は早く帰りたかった。

帰宅前にトイレに寄ったら、先程のパーティに参加していたであろう女性に話しかけてきた。
「今日変な人しかいませんでしたね〜私白紙で出しちゃいました」と苦笑いする彼女。
(マジ?私だけじゃなかったんだ!)
同じ思いの人がいた!と安心感からかテンションが上がってしまい、意気投合して駅まで一緒に帰り、お互い頑張ろうねと励まし合って別れた。

今回は好みの年代だったのもあり、素敵な年上男性がいるかなぁと期待していただけに、がっかり感が凄まじく、疲労感も前回の比じゃなかったので、お見合い形式のものがそもそも向いてないのでは…と思い始めた。おいまだ2回目だぞ。
長期戦だと覚悟していたが、結果が出ないと冷めてしまう性格なので、焦りからか早くも新たな場所に踏み出すことにする。

そう、婚活アプリだ。

こういう時だけやたら行動の早い自分。順調に婚活沼へとはまっていくのであった。

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