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”見える”体質でオカルトキャラ適任!? 心霊スピリチュアル担当ネネ/∴[yueni]インタビュー

突如活動を開始したオカルトアイドル、∴ [yueni]メンバーへのインタビュー。今回は“見える”体質で心霊スピリチュアルを担当し、メンバー最年長、唯一のオトナであるネネにご登場いただいた。
(2021年6月某日収録)

#yueni_project

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心霊スピリチュアル担当・ネネ

ーーオカルトアイドル「∴」のメンバーインタビュー、最後はネネさんです。

ネネ 初めまして〜。心霊スピリチュアル担当のネネです。きゃ~取材なんて久しぶり。よろしくお願いいたします~。

ーー正体不明のオカルトアイドルについて、いろいろお伺いします。

ネネ あら~~~~~~?

ーーあら~~~って、今、後ろの方見ましたよね。

ネネ うふふ。ちょっと気になっちゃって。

ーーどんなのでしょうか? 色とか形とか質感とかは…

ネネ どんなのっていうのも難しいですけど、まあ悪いものじゃないですよ、大丈夫♡

ーー悪いものでなくてよかったです。「∴」では心霊とスピリチュアル担当で、いわゆる”見える人”なんですよね。

ネネ そうですね、一応、そういう感じ?ですね。

ーー生まれつきですか? 母方の霊感を受け継ぐとか、臨死体験で覚醒するとか、体温が低いとかが、”霊能者あるある”ですけど。

ネネ 本当にベタでお恥ずかしいんですけど、母方の家系に霊感多いですし、体温は低めですね。あと病気とか事故で死にかけたことも何回かあるし、左の視力が弱いです、ってこれは関係ないかもしれないですけど。普段は隠してたんですけどね、もういいかな〜って(微笑)。

ーー占いはやらないんですか?

ネネ 自分ではしないですね〜。何度か見てもらった事もあるんですけど、男運が悪い、とかこれからあなたは辛い目にあう、とかばかり言われてちょっと落ち込んでしまって…。

ーー霊感で見える、わかる人も、自分で納得したいから占いで確認する、なんて人もいます。

ネネ そうよね、答え合わせよね、結局。

ーー見える人には霊が寄ってくるのも”あるある”ですが。

ネネ そうなのかしら。あ、でも確かに、そういうのと目が合うとあんまり良いことは無い…かも。なのでできるだけ薄目で見てます。ぼんやりと。あと普通にめちゃくちゃ気持ち悪くなるので。

ーー取り憑かれることも多いのでは?

ネネ 憑かれる…ときもあるのかしら? 思い出すとあれってそうだったのかな〜?ってときもあるんですけど。でもかえって見えない人よりは取り憑かれないんじゃないかしら。

ーーネネさん視点で、一番やばい心霊スポットはどこでしょう?

ネネ うーん、そうね…あ、鈴鹿ハウスかな。あそこは本当にオススメしません。遊び半分で行かない方がいいかも。

ーー霊感体質、交霊能力が強い方がオカルトアイドルをやるのは、ハマってはいますけど。心霊スポット取材とか行くと大変そうですね。

ネネ そうなんですよね…結構ちゃんと悪いものがいっぱいいると…具合が悪くなりがちで。プライベートでは絶対そんなとこいかないです。あとすごい心外なんですけど、普通に具合が悪くなってるだけなのに皆さん「キャラでしょそれ」とか言ってくるんですよね。直接言ってくるわけじゃないんですけど、なんていうか、こう、伝わってくるんですよね、空気が。「でたでた〜心霊体質~(笑)」、みたいな。こっちはマジで苦しいんですけど、っていう…。

ーーキャラ作りの人いますからね。グラドルから心霊アイドルに転身しがち。

ネネ ちょっと前の、お***か、とかね。

ーー実名ださないでください。

26歳のアイドルデビュー、その前夜

ーーそれでもなおオカルトアイドルの道を選んだ…というのはなぜなんでしょう。もともとアイドルになりたかったんですか?

ネネ そうね…自分がまあまあのいけている容姿だ…ということを自覚していないフリをするつもりなんかないけれど。昔から褒められてたもの。でもそれで幸福になれるとも思わなかった…目立つのは好きじゃないし。でも、最初のきっかけは、ノリで始めたインスタがバズるようになって。いろんなお兄さんやおじさんに声をかけられるようになって。大学を卒業してからは、外資系の会社に勤めながら、パーティだかクラブだかで知り合ったIT社長などと海外旅行三昧の日を過ごしたことね。

ーーあ、普通にお勤めされてたときがあったんですね。普通なのかちょっと怪しいですが。

ネネ どの国とはいえないけれどある海外のリゾートで、私の人生は変わったの…そのとき、私は年収10億のおじさまの腕の中に抱かれて眠っていたのだけれど…。

ーーおじさまの腕に抱かれて、とか言っちゃって大丈夫ですか。アイドルなのに。

(中略)

ネネ その夜以来、私は変わったの。ただ一ついえるのは、こんなことをしていてはいけない!私には使命がある、って気づいたこと。それがどんなものなのかわからないけれど。男断ちをしてインスタもやめ、会社も辞めてしまい、各地の霊場をめぐり、で貯金を切り崩して、修行の日を送ったわ。宗教関係の本を読み漁り、断食して死にかけて病院に運ばれたことも。でも、道も見えないまま困窮。人生に迷い、やけになって、再び男にすがる人生に戻ったのよ。

ーー戻っちゃった。

ネネ 傍目には「ネネはふっきれた」とか「ブレイクした」とかいわれたけれど、あの頃の私はどん底だった。肌は荒れ、なんだかお腹の調子も悪くて、一人でいると涙が止まらなくて、とうとう結膜炎になったのよ。そんなある日、あるクラブで、芸能プロデューサーを名乗る、あの男からの接触があったの。「スターにならない限り、君の迷いの人生は死ぬまで続く」。その人はそう言った…なんだかあやふやで頼りない感じの人だったけれど、その言葉は、なぜかその時の私には刺さったのよ。
持ちかけられたのはまさかのアイドル企画だった…コンセプトは「現代のシャーマン、ネオ・ヒミコ!」。いきなりCDを何万枚も出してTV CMにもでるけど、千枚しか売れず、絶望…バラエティ番組で心霊話を披露するも、ディープすぎて引かれ、再び絶望…。

ーーあ、なるほど! それが牧村ネネ時代だったんですね。覚えてますよ、あのCM。

ネネ その名前を出すのはやめて! …私の悩みの人生は終わらない…。そもそもアイドルになるには年をとりすぎているのよ…! なのに… Pはあの子たちを連れて、アイドルユニットを組むよう言ってきたのよ…。

ーーそういうきっかけで「∴」を結成することになったんですね。
ミミさんはUFOに選ばれた存在、タタさんも古代UMAに縁があるとか。ネネさんも霊能者ですし、みなさんオカルトを生業にする運命だった……。

ネネ うまいことまとめなくていいですよ…どうせ私なんて…。でもそうね、そういわれてみると運命だったのかもしれないわ…。あの子達のおかげで私はもしかしたら、真の救いを得られるのかもしれない…。

ーー3人の未来をネネさんに見てもらいたいですね!

ネネ 見えればいいんですけどね。自分の未来は見えないっていうのがセオリーよね。困っちゃうわ。

ーーいい未来が見えますように。ところで最初に言ってた、後ろに憑いてたのは本当に悪いものではなく?

ネネ どうかしら~~? あ、ファブリーズってあります?

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ミミとタタへのインタビューはこちら。


「∴」活動の最新情報はTwitterYouTubeTikTokにて。

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