幻のテスラ兵器が解き明かすピラミッド超科学と地球グリッド文明の謎/ToM・総力特集
地球各地に残された古代文明の痕跡。そこに秘められた大地のエネルギーの仕組みに20世紀初頭、気づいた天才科学者がいた!
だが、その技術は国家によって隠蔽され、幻の兵器として極秘に開発される。はたして古代エネルギーの真相とは? そして、それは人類の未来に何をもたらすのか?
文=ToM
世界のピラミッドはつながっている
世界中に分布するピラミッド―—。かつては王墓であるという説が支配的だったが、現在ではそれも怪しくなっており、真の利用目的は謎とされている。
エジプト、ギザの3大ピラミッド。このピラミッドには、さまざまな謎と古代の叡智が隠されている。
しかも―—。ムー読者ならよくご存じのように、ピラミッドがあるのは、決してエジプトだけではない。
中南米はもちろん、東南アジア、南太平洋各地、さらには海底にも、ピラミッドではないかと考えられる巨石建造物が数多く存在している。
中国も例外ではなく、1970年代に行われたアメリカのアポロ計画で、宇宙飛行士が秦嶺(しんれい)山脈の一角(東経107度39分、北緯34度9分、西安市の南西数10キロの地点)に、奇妙な白い点が9つあるのを発見。この画像を解析したところ、ピラミッドであるということが判明しているのだ。
いや、話はそれだけではすまなかった。西安の周辺にはその後の調査により、100基以上のピラミッドが存在することがわかったのである。
中国の西安周辺では、100基以上のピラミッドの存在が確認されている。歴史の表舞台には出てこないところにも、超古代文明の痕跡は存在するのだ。
さらに、近年では人が住んでいない南極大陸にも、ピラミッドらしき衛星写真が撮影されている。
まさに地球は、ピラミッドであふれているのだ。
そしてここに、ひとつの疑問が生まれてくる。これらのピラミッドは単独で―—つまり、まったく別個の文明のもとで―—造られたものなのか、ということだ。
「ブループリント」という概念をご存じだろうか。いわゆる「青焼き」「青写真」―—建築でいうところの設計図面が本来の意味だが、ムー読者の場合、また別の意味でご記憶かもしれない。
ランド・フレマスとコリン・ウィルソンという、ふたりのミステリー研究者によって発見されたとされる、地球規模の「設計図」である。フレマスは、地球上にあるピラミッドの位置関係を調査し、そこには全体を統括する、アトランティス文明由来の「マスタープラン」が存在すると主張した。そしてこれを、アトランティスの設計画「アトランティス・ブループリント」と命名したのである。
それによると世界のピラミッド群は、それぞれが地球の共振エネルギー場と深く関係しており、地球の環境を整えるために特定の場所に建設されたものだという。まさに、古代超文明の遺産だというのである。
言葉を換えれば、それぞれのピラミッドは、そこに「意図的に」配置されている、というのだ。
詳細は本稿でも紹介するが、実際、地球の共振場と比較したとき、エジプトのピラミッド、中国のピラミッド、南米のピラミッド、南太平洋のピラミッドなどは、それぞれ互いに関係が深い位置にあるという。
メキシコ、マヤ文明のピラミッド。主に宗教的儀式で用いられたとされているが、その根底には大地のエネルギーを制御する目的があった。
なんとも興味深い話ではある。
だが、このアイデアの信憑性が高いのは、そもそもこうした概念そのものが、彼らふたりだけの思い込みではない、という点にある。
同様の超古代由来の思想は、中国の風水における龍脈、ヨーロッパのレイ・ライン、そして日本の神社をつなぐ太陽の道など、世界各地に散見することができるのである。
これらはいずれも、聖地やパワースポット、古代遺跡、神社などをポイントとするグリッド(方眼)が地表に引かれ、互いが地底のエネルギー・ネットワークで結ばれているというのが最大の特徴なのだ。
超古代文明を支えたエネルギー
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