![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/65994615/rectangle_large_type_2_1ec12b926f8598fe568d7c44e145e813.jpg?width=800)
ムー2022年1月号のカバーアート/zalartworks
「ムー」本誌のカバーアートを手掛けているzalartworksさんによる、アートワーク制作の裏話です。
今月は九尾の狐、玉藻前をイメージして描いてみました。
玉藻前は中国から日本に渡来した妖狐の化身で、体から妖光を発することから玉藻前と呼ばれたそうです。陰陽師の安倍泰成に正体を見破られ,那須野で射殺され,殺生石となったという伝説がありますが、九尾の狐は中国では太平の世に現れる瑞獣として扱われている事も多いです。狐=荼吉尼天で、王権の存亡を左右する神であるという観念として、玉藻前の物語は、戦乱の時代の王権の危機とその回避を表しているという解釈もあるそうです。
狐憑きや稲荷信仰の両義的なイメージの原型にもなるのではという面白さから、今回の総力特集の呪術と絡めて、このモチーフを選んでみました。
★zalartworksさんのnoteはこちら。
★「ムー」本誌の特集やオリジナル記事が読めるウェブマガジン「ムーCLUB」の購読はこちらから。
ここから先は
0字
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/74324342/profile_688f62887f49e83585cd910fdf3cbe89.jpg?fit=bounds&format=jpeg&quality=85&width=330)
マニアックなロングインタビューや特異な筆者によるコラム、非公開のイベントレポートなど、本誌では掲載しにくいコンテンツを揃えていきます。ここで読んだ情報は、秘密結社のメンバーである皆様の胸に秘めておいてください……。
ウェブマガジン ムーCLUB
¥900 / 月
ムー本誌の特集記事のほか、ここだけの特別企画やインタビュー記事、占いなどを限定公開。オカルト業界の最奥部で活動する執筆陣によるコラムマガジ…
ネットの海からあなたの端末へ「ムー」をお届け。フォローやマガジン購読、サポートで、より深い”ムー民”体験を!