遠隔地を透視し、亡き人を霊視する! 神仏の霊媒斎主・梨岡京美/不二龍彦
その潜在的な霊能力は一級品である──
筆者がそう評する人物が、梨岡京美である。筆者は彼女と行動をともにし、その半生を『霊視の人』という本にまとめた。彼女の霊能力の一端をリアルタイムで見てきた筆者による貴重なドキュメントとともに、梨岡京美という知られざる霊能者の実像に迫ってみたい。
◉知られざる霊能者◉ 文=不二龍彦
高知県安芸郡田野町に鎮座する鴻里三宝大荒神社。その奥宮の遷座式が、11月28日深夜3時から厳かに執り行われた。
代表を勤める梨岡京美斎主の先導のもと、拝殿・社務所などすべての照明が消され、ロウソクの焔だけが揺らめく仄暗い拝殿で、幣と燧石による潔斎、神拝、祝詞奏状が行われ、晒を巻いて光を遮断した天照大神・素戔嗚大神・三宝大荒神・天鈿女命・猿田彦命のご神体、ご神体を奉安する三宮、種々の神宝などが、新築された奥宮につつがなく奉遷された。
式典には総代4名と筆者が参列したが、式の開始からほどなく、梨岡斎主に唐突な神懸りがあり、主祭神である三宝大荒神の使者霊からのメッセージがあった。それは火神・三宝大荒神を核とする新たなムーブメントの幕開けを伝えるメッセージであり、霊媒斎主・梨岡京美の活動の第2幕を告げるメッセージでもあった。
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