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アメリカUFO戦争の知られざる真実…宇宙軍創設に隠された地球圏制圧戦略とは!?/総力特集

2018年、アメリカのトランプ大統領が宇宙軍を創設するという構想を打ちだした。かねてより宇宙軍の創設に意欲を示していたといわれるが、そこには1世紀以上も続く未知なるものの脅威がある。
そして今、その脅威が次第に大きく、切羽詰まったものになってきているようなのだ。われわれ人類の生存とも無関係ではない、異星人との知られざる戦いを明らかにする!

文=宇佐和通 イラストレーション=久保田晃司

トランプ大統領が打ちだした宇宙軍創設の真意

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宇宙軍創設への意欲を示したトランプ大統領のツイッター(2018年8月9日)。

 2018年8月9日。アメリカのペンス副大統領がきわめて重要な演説を行った。内容は陸海空軍、そして海兵隊と沿岸警備隊に次ぐ第6の軍である“宇宙軍”を2020年までに設置するという表明である。宇宙軍は米軍が管轄する偵察衛星や弾道ミサイル追跡システム、GPSなども含め、宇宙空間に関わる米軍のすべての活動を統括して行うことになる。
 ペンス副大統領はまた、国防総省が近々に宇宙軍創設への具体的なロードマップを策定し、報告書を発表することを明らかにした。国防総省は宇宙軍の正式な創設までの当面の措置として、全軍の宇宙関連活動を統括する“統合宇宙司令部”や実戦部隊となる“宇宙作戦部隊”、宇宙空間での作戦能力開発のための“宇宙開発局”をそれぞれ設置するとともに、宇宙担当の国防次官補を新たに任命することになる。

 筆者は思う。かつてレーガン大統領が掲げたSDI(Strategic Defense Initiative=戦略防衛)構想、別名”スター・ウォーズ計画”よりもリアルに響くのはなぜだろうか。
 SDI構想は、冷戦時代真っ只中の1980年代、アメリカ大陸に向かって打ち込まれるかもしれないソ連のICBMを宇宙空間から追尾してレーザー光線で撃墜するというのがコンセプトだった。
 SDIに組み込まれる予定だった兵器は、レーザー光線を応用したものだけではない。宇宙に配備される兵器として衛星搭載型の粒子ビーム兵器、核爆発をエネルギー源とするX線レーザー兵器、迎撃ミサイルや電磁レールガンなどを実現するための研究もさかんに行われた。

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SDI構想(戦略防衛構想)を発表するレーガン大統領(上)とそのイメージ画(下)。計画の壮大さから「スターウォーズ計画」と呼ばれた。

宇宙軍の仮想敵国はずばり地球外生命体か!?

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