WEEK15-1 誰でもわかるWEBのしくみ ユアユニで生涯、学びの道を!
こんちにちは「師子吼する」です。今回のユアユニのWEEK15の講座はWEBのについてです。
前の講座ではSEOやMEOにもかかわるWEBとGoogleについての基本の知識を学んだが、この講座ではWEBのしくみをもっと掘り下げて解説する。今の時代はWEBやGoogleを利用したオンラインの集客でないと事業では勝てない。今回の講座を学べば
・もう少し詳しいWEBの仕組み、ITに関する知識つく。
・WEBマーケターの基本的な知識がつく。
・自身でを理解して、今後の講座を習えば広告を打てて、効果に乏しい場合は改善できる知識がつく。
まずWEBやGoogleの集客を理解するうえで大事な以下の4つの言葉がある
・Cache(キャッシュ)
・IPアドレス
・ドメイン
・Cookie(クッキー)
・セッション管理
これらをひとつひとつ説明する。
■WEBのしくみのおさらい
現金のCash (キャッシュ)ではない。このキャッシュとは「貯蔵所」や「隠し場所」などという意味である。細かくいうとキャッシュとは
ということになるが、わかりずらいのでまず「誰でもわかるWEBとGoogle ユアユニで生涯、学びの道を!WEEK14-2」に出た資料室で資料をもらう例を振り返る。
資料室(WWW)研究者(クライアント)は資料が欲しいとアメリカ人司書(ブラウザ)に頼む。司書は持っているタブレット(検索エンジン)で研究者が本当に欲しがっている1冊の資料(HTMLでつくられたWEBサイト)がある本棚の位置(URL)を調べ、司書と日本人スタッフ(サーバー)は翻訳機(HTTP)を通して会話し、司書はスタッフに1冊の資料を本棚から探して持って来させる。そうして研究者は受付から欲しい1冊の資料を手に入れることができる。
以上の資料室の例えを踏まえ、実際にWEBサイトを表示する仕組みを上記の図で改めて説明する。
①クライアントである自分のPCやスマホでブラウザに検索エンジンで語句を入力して自分が見たいWEBサイトをWEB上から探す。
②探せれば検索エンジンからブラウザでURLを指定する。
③ブラウウザはHTMLで作成されたWEBサイトをパケット通信とHTTPのプロトコルでサーバーにブラウザから問い合わる。この問合せをHTTPリクエストという。
④サーバーはブラウザからの問い合わせに応えて、ブラウザにパケット通信とHTTPのプロトコルでブラウザが問い合わせたのサイトをのデータを送る。この応答はHTTPレスポンスという。
⑤ブラウザは受け取ったデータを使ってクライアントであるPCやスマホに表示させサイトが見られる。
(上記の過程はDNSというシステムが省略されているが、それはこの後で解説する。)
■なぜキャッシュが必要なのか
しかし研究者が翌日もやってきて同じ資料を司書に資料が頼む。また受付はタブレットで資料の場所を調べて、スタッフに持って来させて受付はその資料を研究者に渡す。しかし翌々日も3日目も4日目も研究者が同じ資料を受付に頼み続ける。これでは毎日探さないといけないうえに、そのつど時間もかかり、スタッフは鬱陶しくなるし、研究者もイラついてくる。そこで司書は資料のコピーをとり、カウンターの棚においた。こうして研究者が来た時に司書はタブレットでコピーのある棚を調べて、スタッフに何も頼まずに、かつ研究者をイラつかすことなくすぐに棚にある資料のコピーを渡せるようにした。しかし来年になると、今の資料が捨てられ、新しい資料が本棚に入る。しかし受付の棚にあるコピーは古いまま。おかしいと気づいた研究者は受付にコピーはもう古いから捨てて、新しい資料が欲しいと司書に頼む。そして司書はタブレットで新しい資料の場所を調べて、スタッフに持って来させて、研究者に新しい資料を渡す。これがまた何日か続くと、スタッフは鬱陶しくなり、研究者もイラつくので、司書は新しい資料をコピーして、カウンターの棚において研究者にすぐ渡せるようにしておく。再来年になるとまたこの繰り返し。
■キャッシュのしくみ
このカウンターの棚とその中に置かれているコピーがキャッシュにあたる。
そのときにブラウザにデータのキャッシュに貯まる。ちなみにキャッシュのデータはHTMLでつくられたWEBサイトそのものや画像などである。スマホの内部ストレージやPCのHDDなどの端末上に貯まることにもなるのでその容量が使われる。そうして2回目に同じサイトを見ようすると、ブラウザは2度手間にしないために、足りない少しのデータだけをサーバから送ってもらいはキャッシュのデータを使って、サイトをブラウザで見られるようにする。こうすれば、手間が省けて、サイトを表示する速度が1回目よりも早くなり、通信量も減らせる。
資料室の例えを踏まえ、実際のキャッシュの仕組みを上記の図で改めて説明する。わかりやすくするため、図は簡略化している。
①1度クライアントのPCやスマホでサイトを見ると、ブラウザのキャッシュにそのサイトなどのデータが貯まる。
②クライアントである自分のPCやスマホでブラウザに検索エンジンで語句を入力して自分が前に見たサイトをWEB上から探す。
③探せれば検索エンジンからブラウザでURLを指定する。
④ブラウザは足りない少しのデータだけをサーバから送ってもらい、後はキャッシュのデータを使って、サイトをクライアントのPCやスマホで見られるようにする。
■キャッシュの削除
このキャッシュはサイトが大幅も新しく更新されれば、ブラウザは足りないデータ大量に補ったり、定期的に自動削除され新しいデータが貯まる場合もあるが、サイト更新されているにもかかわらず、足りないデータを補うのがうまくいかなかったり、自動削除されず、キャッシュのデータがほとんど古いままになっているときがある。この場合にはサイトが開けない、サイトのボタンがタップしても反応がないなどといったバグのようなことが起こる。皆も経験があるかもしれないが、スマホやパソコンでこのような症状になった場合に、サポートセンターに電話すると、オペレーターからよく言われるのがキャッシュの削除である。スマホやPCでWEBサイト動きがおかしければ、ブラウザのキャッシュを削除し、そして改めてサイトを表示すれば新しいキャッシュが貯まり、サイト問題なく利用できるようになる。キャッシュは様々な種類があるが、一般的なものはPCやスマホのブラウザのキャッシュやスマホのアプリのキャッシュである。
キャッシュの技術開発の歴史は古く、イギリスのマンチェスター大学のコンピューター科学者であったトム・キルバーンが1962年に開発中のコンピュータに記憶機構を搭載したのがはじまり。1965年に同じイギリスのケンブリッジ大学の名誉教授を務めたモーリス・ヴィンセント・ウィルクスがキャッシュに関する最初の論文を発表するが、このときはまだキャッシュと呼ばれておらず、論文では「フレーズメモリ」と呼ばれていた。1967年にはIBMがキャッシュの機能を持つ初めて持つコンピューターである。System/360 Model 85を完成させ1968年に発売する。同じ年にIBMから発表されたModel 85の性能評価に関する論文に初めて「キャッシュ」という言葉が使われた。
この続きは「誰でもわかるWEBのしくみ ユアユニで生涯、学びの道を! WEEK15-2」で解説します。
下記はYouTubeで誰でも見られる、竹花貴騎氏の動画です。よければ見てみてください。
ご覧いただきありがとうございました。
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