俺といたら楽しいよ?
って、言ってみたい。
最近、わたしの人生史上もっとも重大というか最大というか、まあとにかく大きい片思いをした。
結論から言うと、実ってはいないのだが散ってもいない。要するに「保留」というわけだ。
彼にわたしの好きと言う想いをどうにか伝えようと、大事な友人何名かに相談しアドバイスをもらった。
「女の子らしい服装で!」
「さりげないボディタッチ!」
「かっこいいとか言ってみちゃえ!」
「デートどんどん誘え!」
ぜんぶした。なにせ、片想い経験はあれど相手方に想いを伝えてどうこうしたいという気持ちはこれまで抱いてこなかったため、交際に至るまでにどのようなことをしたらいいのか分からなかったからだ。
普段着ないような体のラインが出るマーメイドスカート、普段しないマスカラ、普段飲まないお酒、普段こちらからしないお誘い、ぜんぶした。
で、5回目のデートの帰り際に伝えたのだ。好きと。
「嬉しい。けど、すぐには答え出せん。」
これが答えだ。諦めてはいないぞ。まだ諦めてはいないけれど、ここからどうしようか、はて。
そんなこんなで彼にとどめに言ってみたいセリフがある。
「わたしといたら絶対楽しいよ!」
言えるわけがないでしょう。いや、言ってしまえば責任感を持って振る舞えるのか?いやいやいや、そんな技量があるわけないでしょう、いやいやいやいや。
まだ言えない。言えないよ、言えない。けれど、言ってみたかったなあ。あ、まだ諦めたわけではない。
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