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ちょっぴり危険だけど心強い言葉

はじめに

むぎの部屋へようこそ。
ここでは私自身の過去、
日々の生活から得た学びを
お届けしています。
何か一つでも
持って帰ってもらえたら嬉しいです。

今日は使い方によってはとても危険だけども
ここぞという時に救われている言葉を
ご紹介します。

いざという時に使う言葉

何か不安に駆られて
あれこれ考えてしまう時、
一度思考をフラットにするためによく使う言葉。

それは

「気のせい」

です。

自分が何か思い詰めている時って、
大抵ある一つの事実を元にそこから
いろんな妄想が広がっていき、
その悪い妄想に囚われてしんどくなっていることが
多い気がするんですよね。

ただこれらは全て私の中の「思い込み」であって
「現実ではない」ということ。

それを今一度認識するためによく
「気のせい」
という言葉を使います。

あくまでもまだ「思い込み」であって
実際にそうなっているわけではないんだから
そこまで気にする必要ないよなと
自分に言い聞かせる言葉です。

不思議なことに
一度「気のせい」と思うと
あっという間に気持ちが楽になって
また冷静に物事を判断できるようになるんですよね。

なのですごく便利だなと思って
よく自分を奮い立たせるために
今しんどいのも多分気のせい、
体調悪いのも多分気のせい
と思ってるとなんだかんだ
やれてしまいます。

おわかりいただけたかと思いますが、
使いようによってはかなり危険な言葉です。
個人差はあると思いますが、
自分がいくらしんどくても
なんとか自己暗示でどうにかしてしまおうとする
ことができてしまいます。

用法用量を守って正しくお使いください

いざという時にはすごく助けになる反面、
使い方次第では逆に自分を苦しめることにもなる
この言葉。

まさに薬のようだなと思います。

薬といえば
「用法用量を守って正しくお使いください」
というこの決まり文句。

これも「気のせい」という言葉にも
バッチリ当てはまるなと思いました。

プラシーボ効果という言葉がありますけど、
多分元々思い込みが激しい人の方が
こういった自己暗示の類は効果覿面と聞きます。

そういう意味では
ある程度自分を客観視できるようになってから
使うのが望ましいのかもしれませんね。

薬も中には成分が強いから
年齢制限が設けられているものがありますよね。

それと近いものかもしれません。

私も以前はちょっと体調が悪い時などにも
「気のせい」と自分を奮い立たせていましたが、
最近はそこで無理しても後々に悪影響なだけと
気がつきましたので、
あくまでもややこしい問題に直面している時に
だけこの言葉を使うようにしています。

おわりに

人間の思い込みってすごいもので、
一度そうと思ってしまうと
なかなかそれ以外のものとして
捉えられなくなってしまうんですよね。

今回の「気のせい」という言葉は
一度その思い込みから解放してあげた上で
その上から新たに「気のせい」という思い込みで
覆ってしまうという恐ろしい力を持っています。

ご紹介した通り、
使い方次第ではかなり危険ですが、
時にはすごく役に立つ便利な言葉です。

「用法用量を守って」うまいこと
使ってみてください。

最後までご覧いただき
ありがとうございました。

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もしかしたらあなたにとっての
気づきになるものがあるかも。
良かったら好きなものを
持って帰ってくださいね。

いってらっしゃい。


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