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「こだわり」と「であるべき」の違いを考えてみた

はじめに

おはようございます。
むぎです。

「こだわり」と「であるべき」
この二つのキーワードを聞いて、あなたはどんなことを想像しましたか?

私はこの二つのキーワードがなぜかずっと頭の中で引っかかっていて、それが最近こういう関係性なのかなと自分なりに腹落ちする結論に至ったので、一つの考えとして共有してみようと思います。

共通している点

今回のキーワードはそれぞれ比較対象として取り上げたのですが、ある意味軸となる部分は共通なのかなと感じています。
「こだわり」と「であるべき」
どちらも
「〇〇は〜であってほしい」
という希望なんですよね。
だからこれらが混在してしまうことも多いのかなと思いつつ、どこか違和感があったんですよね。

その違和感の正体というのが、
それぞれの思考が向いているベクトル。
つまり向いている対象なんじゃないかなと考えました。

違いは「思考のベクトル」

今回のキーワードは思考のベクトルが違うのではないか
という仮説について、

「こだわり」は自分
「であるべき」は他者

という方向を向いてそれぞれ放たれているのではないかと考えました。

「こだわり」というものは、
自分がこうしたい、こうでありたいという自分の内側にある理想像として抱いている思考である一方、

「であるべき」というものは、
ある意味これも自分側を向いていることもあるのかもしれませんが、多くの場合これは自分以外の人に対して「Aは〇〇でなければいけない」という
価値観の押し付け
が行われていると、少なくとも私の周りを見渡していてそういう共通項が見えました。

だから私はこれらのキーワードに対して
「こだわり」→「へえ、いいんじゃない」
「であるべき」→「知るか、勝手にやってろ」
というように、抱く感情も全く異なるんですよね。

X(Twitter)を見ているとよくいますよね。
「であるべき」論をばら撒いている人たち。
「断言しますが、」とか「今すぐ〇〇してください」といった
ああいうテンプレ化した思考の押し付けポストを見るたびに
「やかましいわ、何様なんだこいつら」
という感情を抱いていたのは
そういうことだったんだなと自分で勝手に納得しています。

私自身は発信するにあたって、
「であるべき論」はやっぱり避けたいので、
どちらかと言うと
「私はこういう考えなんだけどどうかな?もし共感してくれたら嬉しいな」
くらいのスタンスで言葉を届けたいと思っています。

もしかしたら、思考の押し付けのように捉えられてしまうような発言も過去にあったかもしれませんが、一応そうはならないように注意しながらやっているつもりです。
(怖いので近日中に過去投稿見直します)

どちらも加減が大事

ここまでで散々「であるべき論」を散々貶してきましたけど、
個人的には「こだわり」と言うのも度がすぎると危険だなと感じています。
「こだわり」が強すぎる
それはすなわち
「頑固者」「わがまま」
にもなりえると言うことなんですよね。

だからこそ、自分のこだわりを持つことは大切なことなので否定はしませんが、それに固執するあまり
他人の意見を全く聞き入れない、否定する
と言うのはまた違うんじゃないの?
という話です。

他人の意見というのは自分の中では生まれることのなかった未知の気づきで溢れています。
それをきっかけに自分の思考をもう一段階ブラッシュアップする機会を自ら捨ててしまっているに等しいんですよね。

だから、
「こだわり」にはあまり固執しすぎない
「であるべき」ではなく、こういう意見もあるよ、くらいで発信する
というようにお互いがちょうどいい塩梅で価値観を共有できていればもっとお互いがハッピーになれるんじゃないかと思っています。

おわりに

実は今回の記事、「こだわり」と「であるべき論」それぞれにフォーカスして別々の記事として前々から下書きでちょとずつ書き進めていたんですね。

でもどっちもなんだか締まりが悪い、着地点がぼやけていると思ってお蔵入りも視野に入っていました。

ところがある日ふと今回のような結論にバチっと収まったので今回はこの二つを比較対象として一つの記事にまとめることができました。

改めて日頃のちょっとした気づきからアウトプットしていく習慣って大事だなと思いました。

今回の内容なんかはまさにある時ふと湧いてきた考えではなくて前から別のものとして出しかけていたものがバチっとハマったことで生まれたものなので、書いていて非常にすっきりもしました。

今後もこのような気づきが生まれるよう日頃からアンテナを広げることを怠らないようにしたいですね☺️

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。
また次回の記事でお会いしましょう。


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