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「自己肯定感」との向き合い方について考えてみた

はじめに

おはようございます。
むぎです。

今日は先日目についたあるネット記事から
自己肯定感について、
私の身の回りで実際にいた人物と照らし合わせて
色々考えが浮かんだのでまとめてみました。

自分に自信が持てない、そんな人にこそ届けたい記事になっています。

私の身近にいた自己肯定感が高すぎる人

今回の内容は、以下のニュース記事を見て浮かんできた内容です。

「自己肯定感」というと、すごくポジティブなイメージがあり、
どちらかといえば羨ましがられるような気がします。
事実、私の自己肯定感は皆無に等しく、
自己肯定感が高い人を羨ましいと思っていたことがありました。

しかし、自己肯定感が高い人を近くで見ているうちに
羨ましいという感情はなくなり、
むしろ厄介だなと感じることが増えました。

その気持ちを言語化してくれたのが今回取り上げた記事です。

その中でも、
「ポジティブな人は努力を怠る」
という一節は特に共感しました。

私が自己肯定感について懐疑的になった理由がまさにこれで、
友人だった自己肯定感の塊のような人物と
距離を置くきっかけになりました。

自己肯定感というのは、
自分ができないことも前向きに捉える
ことができることが強みとして認識しています。

それこそ、自己肯定感が低かった私は
自分ができない、劣っているということに
ひどくストレスを感じるタイプでした。
また、失敗の確率を極力下げるために
できる限りの対処をすることも
当然のようにしていました。

それに対して、自己肯定感の高かった彼は、
自分ができないことを
改善しない、
先が読めない事態においても
まあ何とかなるっしょ、
と私とは正反対なスタンスでした。

自分は優秀だから最終的には何とかなる
という意思が言動の一つ一つから感じられました。

状況がいくら悪くても
全て都合のいいように解釈する。

そんな彼は確かに優秀と言えば優秀と言えるような人物でした。
何をやらせてもそこそこ人並み以上にはできる。
ただ、突出して何かが秀でているわけではない。
その点で言うと私も似たような感覚はありましたが、
あくまでも「そこそこ」でしかないという
現実を悲観していました。

彼は自分より下を見て安心するのに対し、
私はまだまだ上はいて、全体から見たら中の下程度であることに
危機感を覚えていました。

だから私はせっせ自己研鑽に励む中、
彼は自分のポテンシャルに甘え
これといって何か行動をしている様子はない。

その時私たちは一緒にビジネスを立ち上げようとしていた最中で、
このような価値観のずれがあったことで
一緒にやっていくのは無理だという判断を下し
私はプロジェクトから離脱しました。

この件について詳しくは以前書いた記事で触れていますので
よかったらそちらをご覧ください。

この経験については、結局どっちが正しいか間違っているとかではなく、
ただ価値観が合わなかった。
それだけなんですよね。

彼は彼で下を見て安心することで自分を保っていて、
私は自分を高めることで安心を求めていた。

それだけなんですよね。

それを踏まえた上で、私の中で「自己肯定感」というものに対して
ある考えが生まれました。

自己肯定感よりも考えた方がいいこと

昔よりマシになったとはいえ、
私はあくまでも自分ができないという事実には凹みます。

しかし、それを都合よくポジティブに変換するよりは、
自分の現在地点をあくまでも客観的に
認識することができることが大切だと思います。

自分が優れている、劣っているではなく、
どの位置にいるのか。
優劣なんてものは結局、視点次第でどうとでもなってしまいます。

自分がいる位置から下を見たら自分は上だし、
上を見たら自分は下なんです。

だから自分の上下は見ない、
あくまでも自分のいる位置を認識するだけでいい。

自分はそれがどれほどできるか、できないか。

それを認識した上で、
それより高めたいと思うか否か。

自分の今の位置に満足しているのであれば
それはそれでいいのではないでしょうか。

自己満足さえできていれば、
ある意味それが自己肯定感にもつながるのではないでしょうか。

他人と比べずに、あくまでも自分がそれでいいかどうかだけで判断すれば、
自分を肯定してあげることはそれほど難しくはないのかなと思います。

おわりに

今回の内容を振り返ってみて、
自己肯定感の高い人というのは、
自己満足をするのが上手いと言い換えることもできるのかなと感じました。

一方で、自己肯定感の低い人は、自分の満足いくラインの線引きが苦手で、
ついつい上を見て打ちのめされてしまう。

だから自分が上とか下は一旦置いておいて
自分が現状に満足できているか
を意識してみればいいのかなと考えました。

とは言ったものの、私たちは学校でも社会でも常に人から評価をされる
という構図に強制的に身を置かれてきました。
そんな中で過ごしてきたのですから
人と比べてしまうのも無理はありません。

だからこそ、周りと比べて自信が持てないという人こそ
自己満足という評価軸を意識してあげると
自分を受け入れてあげやすくなるのではないでしょうか。

私も今回の気づきをこれから意識してみたいと思います。

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。
また次回の記事でお会いしましょう。

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