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アートはコミュニケーション

アーティスト、社会起業家の芝辻ぺラン詩子です。
クリエーターと美術家にための起業塾MUNI Lab. ムニラブを主宰しています。


自分の世界観をビジュアルで伝えていくこと。

でも、自分の意図と違うことが伝わっちゃったら、なんだかモヤモヤ・・・。

ある映像作家さんが言ってました。
311の前に作った作品、
311のあとの映画祭で受賞したのはいいけれど、
自分の意図と違う風に評価されてモヤモヤ。

震災の経験から着想を得た作品と思われちゃった💧

いい評価を得たから、それでいいのか?

モヤモヤしますよね...

「そうじゃないのに・・・」

こんな時、やっぱり言語化って本当に大事なんです。

アートは自分の深層にあるイメージを表象化したもの。
作家それぞれ、いろんな表現があります。

湧き上がってきたイメージだから、言語化しにくいのはよくわかる。
言語化できないから、ビジュアルにしているのも、本当によくわかる。

だけども、一流は「コミュニケーション能力がものすごく高い」んですって。

これは人当たりとか世渡り上手っていう意味ではなく...。

しっかり作品制作の意図や、
作家として目指している世界観を言語化して、
他者に伝えることができているってこと。

特に伝えるべき対象は目の前のお客様。

そしてキュレーター、学芸員さん、
貸し画廊や展示会場のスタッフさん、
プロジェクトマネージャーなどなど、
コミュニケーションを取らなければならない対象は多岐に渡ります。

自分の言葉で伝えることができていないと、
最初に書いた通り、違う解釈をされて悩んだり、
自分じゃなくてもいいような仕事が来て、これまた悩んだり・・・
作家としての方向性にも大いに悩むことになっちゃいます。

悩みだらけっ💧

「コミュニケーション」と聞くと、
対人、リアルタイムでの対話を想像するけれど、
今の時代はいろんな方法がある!

文章で伝えてもいいし、
録音して音声にしてもいい、
どんな形でも相手に伝わればいいんです。

自分に向いている方法でやってみよう。
まずはやってみる!
アウトプットだ!
練習だ!

伝え方、コミュニケーションのコツについては
またの機会にお伝えしますね。

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