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【Manic Mondayという新風】月曜日をハッピーにするランジェリーブランド

月曜日のどこか憂鬱な気分さえも最高にハッピーに塗り替えてしまう、そんな楽しすぎるランジェリーがmuniで話題になっています。仕掛けたのはジュエリーブランドのディレクターとしても活躍中の古賀あかねさん。既成の物づくりにとらわれない古賀さんが手がける新たなランジェリーブランド「Manic Monday」の魅力について、古賀さんご本人に伺いました。


【代表古賀あかねさんに聞く】Manic Monday誕生の裏側


古賀あかねさんのランジェリー製作は、「下着はこうでなければならない」という固定概念に対する疑問がきっかけとなっています。「Manic Monday」立ち上げの裏には、なかなか真似することができない発想力と行動力がありました。

ー もともとランジェリーがお好きだったと伺いました

はい。特にインポートランジェリーが好きです。安くてかわいいものがいっぱいあって…
ただ、特にブラのサイズは大体合わないので、ショーツだけ買ってくることも多かったんです。
思い返すと、そんな買い方がManic Mondayのコンセプトに繋がっているようにも思えます


ー ショーツだけ買ってきたことがManic Monday立ち上げを発想させたと?

日本の下着って、「上下セットじゃないとかっこ悪い」「ブラ&ショーツがバラバラの色柄だと  怠けてる」みたいな先入観があると思うんですが、そういう固定概念がイヤでした。
その日の気分で、服みたいに上下のコーディネートを自由に楽しめるランジェリーブランドを立ち上げたいという思いが生まれました


ー Manic Mondayというネーミングの由来を伺いたいです

Manicを訳すと「熱狂的な」などとなるのですが、ニュアンスとしては「気分が上がらない時でも着れば最高にハッピーになれるランジェリー」という思いを込めてつけました


ー Manic Monday立ち上げは簡単ではなかったそうですね?

そうですね…以前からいろいろな人たちと数ブランドの立ち上げに携わってきたのですが、新型コロナで立ち行かなくなり、クローズを余儀なくされたこともありました。
 ただ、その間の経験もManic Mondayでやりたいことに結びついています


ー 経験とおっしゃると?

  プライベートのお話ですが、コロナ期間はユニクロのブラキャミやショーツを上下あれこれ好きに組み合わせて、日常を楽に過ごしていたんです。
  「こんなふうに着ていて楽でありながら、なおかつ好き勝手に上下をコーディネートできるランジェリーってやっぱりいいな」と思いました。その実感こそが、今Manic Mondayでやっていることのベースなんです。


機能よりも着たいランジェリーがある”楽しさ””よろこび”を大切に

古賀さん率いるManic Mondayでは、ランジェリーに求められがちな機能性よりも、着る人が自由にコーディネートして、毎日を楽しく過ごせることを重視しています。その背景には「ランジェリーと衣服の境界を取り払いたい」という古賀さんならではの自由さが見え隠れします。

ー ご自身にアパレル経験がないことがManic Mondayに取り組む姿勢に影響していると?

  はい。アパレルやランジェリーを基礎から勉強してきたわけではないですが、だからこそ私の発想には「こうでなければいけない」という縛りがありません。


ー 教科書で勉強したルールがアイデアの邪魔をすることってありますよね?

  もっと言ってしまえば、デザインやアパレルの基礎力がなくても、「信念があれば理想のランジェリーを作ることはできる」というところまで発信したいという気持ちもあります


ー 服のようにコーディネートしたり外に見せたりできるランジェリーは、確かに生活を自由にしてくれそうです!

  そうなんです。トップスとインナー、おうち着と外出着など、いろんな境界を取っ払って好きに着ることができるから、人それぞれ着方を楽しめるんです
  


機能性は追求しないという古賀さんですが、実はManic Mondayのアイテムにはさり気なく嬉しい機能が搭載されています。たとえば手持ちのブラストラップと既存ストラップを簡単に交換して自分だけのキャミソールとして使える「LIBERTY キャミソール」。


透け感のあるトップスのインナーとして、部屋着や真夏のトップスとしてなど、アイデアしだいで何通りの着方もできるうえ、他の誰も持っていないキャミを楽しむことが可能です。自由さ以上の多機能は、実はないのかもしれません。



他ブランドと一線を画するManic Mondayの顧客層
「自由に楽しむ」を標榜するManic Mondayには、やはり自由な感性を持つユーザーが集まってきます。思わず知りたくなってしまう、Manic Mondayの顧客層についても古賀さんにお聞きしました。

ー Manic Mondayは一般的な女性ランジェリーブランドとは少しお客様層が違うようですね

  自分用に選ぶ方だけじゃなくて、パートナーへのプレゼントに購入される男性とか、母の日に「妻に!」と買っていかれる男性も目立ちますね。

ー それは「自由で楽しい」というブランドコンセプトが伝わっている証拠ではないでしょうか
 
  そうなんです。最初からブランドコンセプトを知って来てくださる方も多いんです。ほかにも、ポップアップショップなどにはカップルのお客さんも大勢いらっしゃいます。
  中には「気分が上がるランジェリーを探しに来た!」という方もいらして…来店理由がブランドコンセプトそのものだったりします


待ち遠しい!古賀さん構想中のManic Mondayの新アイテム

これからのManic Mondayは、muni上でどんなアイテムを見せてくれるのでしょうか?今後リリースしてみたいアイテムについて古賀さんに伺いました。

ー 今後の新作リリースなど、ご予定はありますか?  

  とにかく生活の一部になるような、そんなアイテムを作り続けたいです。
  具体的には、曜日ごとにプロダクトを提案するといった方法を考えています。
  あとは、授乳できるランジェリーを構想してます。可愛いデザインにしたいので楽しみにしていただきたいです



”じゃなきゃいけない下着”の終焉をManic Mondayとともに

Manic Mondayとは、実はおしゃれで楽しいだけではなく、人や生活の多様なあり方を提案してくれる包容力溢れるランジェリーブランドなのかもしれません。誰かに押しつけられた価値観から解放されるために、最高に自由でハッピーなランジェリーを身に着けてみませんか?