見出し画像

普通というものに憧れる

スーパーでは
カートにカゴを入れることを選ぶ。

お風呂上がりは
バスタオルで身体を拭く。

そんなささいなことを
自分に躊躇うことがよくある。

.

.

カートにカゴを入れることは
どこか怠けっぽく感じていたり

バスタオルを使うことも
贅沢だと思い込んでいたり

謎の意地と戦っていることにハッとする度
「不器用だなぁ。」としみじみしてしまう。


でも、多分これからも
カートを押すことと
バスタオルを使うことは
何歳になっても私の贅沢行動。

まぁ、それでもいいかな~
なんて最近思うことにしていますが。


.

私の夫は私のことを、
「面白いよね~。」とよく言うんですね。

私的にはあんまり嬉しくなくて
いつも"自分的フツーの人"をやってるつもりだけど
夫が曰く、私は"変な人のぶるい"だと言われる。

ちゃんとしている!と思っているのは
自分だけかもしれないと思うと
自分が滑稽に思えて穴に入りたくなるけど

多分私は、
普通の人に憧れた変な人という自覚を
最近少し持ちました。←今かよ

.

.

人間は、
自分のことを理解することが凄く難しい。

自分の尊さにも
自分の美しさにも
自分の豊かさにも
自分の可笑しさにも
自分の不出来さや弱さ、強さ、脆さに
かなり疎い。

でも、それに気づくためには
他人の視点がすごく有効なんだと思います。

"自分のことは自分がよく分かってる"
などと言われていたりもしますが

案外、他人の方が
すごく正確に捉えていることがあります。

人からもらう言葉を
なかなか受け入れられない時があるけど
そういう時は、
言われたことが図星し過ぎて
現実を認めたくないだけだったりする。


私も最近、
自分がまともじゃない類いの人間だと
ようやく認めることが出来始めたんですが
多少、悔しい感じは否めないけれど
ある種の発達凸凹女子だと思って
開き直ろうとしています。

だって、治すとか克服とか
そういう話ではないから。

だから会社勤めや雇われる働き方が難しくて
このようなスタイルで
こなような仕事をすることになったんだし。

ちょっと頭のネジが二、三本外れてはいるけど
自分と会った人をいい気分にさせることは
私の特技だと思っている。


自信はないけど
生んでもらえたことに感謝して
平凡な毎日を好んで生きていたい。

今日も一日お疲れ様でした。
いつも読んでくださる方の
スキ♥️に励まされています。

ありがとう。

Asami



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?