見出し画像

《詩》神隠し少女

… 無意識は望んでいたかな
  この世の生きづらさを知覚して…

暮色の闇時
神隠しごとく
跡形なしの少女
空間上を右往左往

「もどっておいでよ」

聴こえ呼ぶ時空が正体
耳にするリズムは音痴的
私を呼ぶ声はか細く平行線的

ハッキリ言おうか

神隠しにあったのは私だった

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?